■ 主成分はエネルギーの源 糖質
糖質は体や脳を活発にさせるエネルギー源です 糖質の摂取が少ないと疲れやすく 集中力とやる気がなくなります ご飯には 筋肉や血液を作る栄養素のタンパク質も多く含み 3食ともご飯だと 1日の蛋白質の摂取量のうち約6分の1をまかないます
■ 低脂肪で塩分ゼロ
白米の場合 ご飯1膳と食パン1枚は糖質とカロリーがほぼ同じです ビタミンもほぼ同じ タンパク質はパンが多いですが 質的にはご飯のほうがいいようです また ご飯の方が消化に時間がかかるので 腹持ちがよく 肥満防止に役立つようです パンはご飯に比べると脂肪と塩分が多いのが難点です
だだ おにぎりは塩分の至福感が必要です 塩分濃度が少なくミネラルが豊富な海水塩がおすすめです ミネラル塩はごはんの風味を引き出し素敵なお味になります 自然海塩「ぬちマース」 これはすぐれものです
■ どのくらい食べればいいの
運動量の少ない30〜40代の男性の場合は1日で茶碗4膳 同年代の女性は3膳が目安と言われています カロリー的には パンに換算すると パン1枚がご飯1膳 お蕎麦1枚とご飯1.5膳 ラーメン1杯とご飯2膳が換算量として使われています
■ いっしょに食べたいもの
ご飯をエネルギーにかえるものは ビタミンB1 不足すると いくら食べても疲労感が残ってしまいます ビタミンB1は 豚肉 うなぎ 鶏レバーが多いので いっしょに食べたい食品です また ニンニクやネギ・ニラはビタミンB1の働きを高める効果がありますから いっしょに食べると 最高です
■ 精米
市販のお米は ヌカと胚芽がありません 消化はいいですが ビタミンB1やビタミンEを含んでいる部分を除いています 健康派は 玄米や胚芽精米がお奨めです
■ 玄米
ヌカ層は 食物繊維が多いので消化が悪いですが 反面 便の量を増やし有害な物質を排泄するので 大腸がんの予防に効果があるといわれています
■ 胚芽精米
消化の悪いヌカ層だけを除去するので 栄養価が高く 最良の精米方法といわれています
■ 五穀米
食品売場には 大麦 もちきび もちあわ アマランサス いりごま の5つの雑穀がブレンドされたものが販売されています 炊飯の際にいっしょに炊き込めば簡単に五穀ごはんが召し上がれます 昔ながらの五穀の彩り 香り豊かで栄養価の高い五穀米を楽しんでみませんか
■ お豆と雑穀ご飯
お米に混ぜて炊くだけのステックも販売されています 黒豆 小豆 黒ごま 黒米と雑穀がブレンドされています 白米と比較して 食物繊維が17倍 カルシウムが25倍 マグネシウムが5倍 鉄分が5倍など 健康派にはおすすめです 味も風味も良く おかずがいらないくらいです お豆と雑穀 いいようです