サクランボ |
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いちご |
■ サクランボ
近くのホームセンターの果樹コーナーで買い求めたサクランボの木 苗は小さく樹高約30センチの低木です 買い求めたのは3月 まだ 花も咲いていない裸木でしたが 4月にたくさんの花を咲か 4月下旬に30個ほどの実を実らせました サクランボは 異なる2つの品種の木を混生させないと実が付きませんが 品種によっては1つの木だけで受粉するする品種もあります 写真のサクランボの品種は 暖地 です この品種は 単独の木だけで受粉する品種です 1本のサクランボの木だけで実が熟すことができます ここで気を付けることは 鳥 特にムクドリの食害です 鳥は実りを的確で見ています いちごの完熟もそうですが 明日の朝に収穫しようと思うとき その朝には食べられてしまう それが大方の被害です できれば そろそろ完熟のころ 木全体をネットで覆ったり 室内に避難するなど 適切な対処が必要になると思います 品種によって味や大きさが違いますが あの甘さに 本当に幸せを感じます そうそう 育て方の注意書きには 雨が少なく涼しい気候を好み 夏はある程度の遮光と西日の当たらない場所がよいと書かれています 来年の収穫のため 夏越しの対策が必要のようです |
■ 夏子のいちご 秋夏に収穫できる品種 写真のいちごは夏秋に実る 夏子 という品種のいちごです 梅雨前と初秋の2回 真っ赤な実を付けます ほどよい甘さがたまりません 日本のいちごの始まりは オランダ苺 英国のヴィクトリア王女に因んでヴィクトリア苺 ともいいます クリスマスケーキの甘い苺ではなくて酸味のあるジャム作りに最高の苺です いまでは栽培されている農家も少なく貴重株の苺です
小粒で真っ赤な苺 酸味がほどよいといいます 探してもなかなか購入できない 幻の品種です いちごは品種改良が進み スーパーにもたくさんの品種のいちごが販売されています そして イチゴ狩りのハウスもそうですね いちごは簡単にできそうな家庭菜園ですが これがなかなか難しいです 苗は冬越しが必要です そして受粉 畑ではミツバチなどの昆虫に頼りますが 特にベランダではミツバチに頼れません 綿のボンボンで軽く雄花 雌花をたたき 受粉します そうしないといびつないちごになってしまいます いちごは品種改良され 真夏に収穫できる小指大のいちごの苗も販売されています 自分で作るジャム 素敵な朝食 楽しめますね
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トマト |
なす |
■ ピッコラルージュ シシリアンルージュ ミニトマト
ベランダ菜園で簡単に育てられるのはミニトマトです トマトは一般的に雨の当たらないようにして栽培します この点でベランダは最初からトマトの栽培に適した環境です トマトの木自体が水分を吸収しますから 多少のかん水の不足でも大丈夫です 栽培のポイントは わき芽をていねいに摘み取るくらい それと支柱を立てて 倒れるのを防ぎます また 最初のころの花には トマトトーンなどの商品名で発売されている薬剤で 実付きを良くします 品種にもよりますが 2メートルくらいは成長します 園芸店で苗を購入するときは 小さな苗でも 生長すると大きな株になります プランターですと 植える間隔に注意しましょう 横長のプランターに数本植えるよりは やや大きめの丸いプランターに1本ずつ植えると 成長ぐあいによって苗の間隔をとることができると思います トマトの品種は多いですね 園芸店でも じつに多くの品種の苗が販売されています このごろの人気は ピッコラルージュ シシリアンルージュでしょうか ピッコラルージュは 糖度が10前後 濃厚な甘みとコクがあり 特に生食に適しています また シシリアンルージュは イタリアのシシリア生まれの食材用トマト 加熱調理にも生食にも向きます リコピンの豊富な真っ赤なトマト 食欲をそそる実をたくさん育ててみませんか
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■ 長ナス 丸ナス
ナスもベランダ菜園で簡単に育てられる人気の作物です アブラムシなどの虫も コンテナ栽培では ブロックでコンテナを高くすれば 防げます ナスは長くなる長ナス 丸くなる丸ナスがあります 調理の仕方によって苗を選びましょう 長ナスは定番の炒め物やお漬物 丸ナスは蒸らしてから冷やし辛子しょうゆでいただけば最高です また 浅漬けに向いています ナスは苗のときは成長が遅いですが 成木になる夏には成長が早くなり 特に実は 小さな実が数日で大きくなります また つぎつぎと実が付き成長します ご家庭の人数にもよりますが 数本あれば十分です もし たくさん収穫できて すぐには使わないものは 適度の大きさで収穫して 切ってから天日で乾燥します ナスは乾燥すれば長期保存ができます 使うときは 水で戻して煮物や汁物に使えば最高のお味が楽しめます ナスは実の収穫も楽しいですが 花も小さな青紫の花が楽しめます 品種によって用途が異なるナス 漬物用で実の収穫を最大限に改良した品種では 枝の大きさが人間の背丈以上になるものもあります 山梨県甲府市南部のナス畑は 盛夏には 2メートル以上に成長した苗が 整然と並木道のようになり 圧巻です 調理の用途に応じて 苗を選び おいしい家庭菜園のナスで夏と初秋の食卓を楽しみましょう |
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グースベリー |
ニガウリ ゴーヤ |
■ グースベリー 冷涼な気候を好むコンパクトなベリー
ベリーの育て方の本で 淡いグリーンの宝石のような実にひかれて購入しました 枝にトゲがありますから注意しなければなりませんが 寒さに強く 寒冷地や山間部でも栽培できる品種です 樹高は約1メートル程度 あんどんや支柱で保持します ベリーの育て方の本では夏場の環境が大切と書かれているように 暑さと直射日光に弱いようです 夏場は ベランダの奥や軒下など 直射日光や特に西日の当たらない風通しのよい場所に置きます 写真の実は 5月上旬の実です 淡い緑のつやつやの実 清涼感があります ベリーは 2本の木がないと実が付かない品種が多いですが グースベリーは1本の苗があれば実を付けることができます 狭いベランダで栽培するには最適です 園芸店やホームセンター果樹売り場で 元気な苗を購入され グースベリーを育ててみませんか 実は熟しても淡い緑色ですが 鍋で加熱すると鮮やかに紫色になります そんな色の変化に驚かされるのも グースベリーの魅力です 盛夏の高温下では病害虫の発生が心配です ときどき根元などを中心に 虫がいないか観察することも大切です 夏を乗り切れば また 来年の新緑と淡い宝石のような実が楽しめる 多年生の樹木を育てるのも ベランダガーデンの魅力のひとつです |
■ 苦瓜 レイシ
真夏の定番の野菜は 苦瓜 ゴーヤ 沖縄のお料理 ゴーヤチャンプル ちょっと苦いお味と卵の甘み テレビの旅番組で 美味しそうに食べるお料理 それを再現するのは 至難のこと そんな 記憶 ありませんか ニガウリは あまり虫が付かず 簡単に栽培できる品種 旺盛な繁殖 水を与えるだけで ある程度の収穫が見込まれます ですが 植えつけるとき 元肥は大切です ぎんぎんの夏の日差しも 旺盛な緑の葉が防いでくれます にがうり レイシ どのうよに食べればいいのでしょうか 定番は ゴーヤチャンプル でも ジュースも美味しいです 細かくきざんだニガウリを加え ミキサーにかけます お味は りんご はちみちが定番 また ニガウリ バナナ 牛乳でも なかなかのもの 健康気分最高のジュースが楽しめます 肝機能を高め 血糖値の改善が期待できるニガウリ ぜひ 栽培してみませんか そうそう ニガウリはたくさんの種類があります このごろの定番は あばしゴーヤ 栽培も簡便な品種 そのほかにも ゴーヤの実の長さによって さまざま です 皆様の地域にあった種類のゴーヤで 盛夏のビタミンCの確保 またまた 日よけなど 旺盛なツルと格闘しましょう ゴーヤの苦味を少なくするには 軽く塩もみ 熱湯をかける サットと ゆでる などします その後は かつお風味のチャンプル うな丼 などなど 皆さん好みのお料理で 健康によいゴーヤをいただきませんか |
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ユリ |
山椒 |
■ スカシユリ
2月のホームセンターの園芸売り場 もう 採種容器から芽を出していたユリの球根を買い求めました 1株は写真の白色のユリ もう1株は黄色の花が咲くと思うのですが ラベルを信用しています 5月11日の朝 前日は31度の猛暑 成長がちょっと早かった球根が咲き始めました 4つのつぼみのうち 2つの花が 早朝の淡い日に照らされながら 実に 優雅に 咲きました 貴婦人の輝きのような 清楚な 花 キリスト教では 天使が白ユリを手にして現れ マリアにイエスキリストの母になることを告げたと伝えられ イースターやクリスマスなどの宗教儀式には必ず白ユリが供えられ 結婚式には祭壇や花嫁にも飾るといいます 日本はユリの国といわれるほど種類が豊富です この中でも 奄美諸島から琉球諸島にかけて自生するテッポウユリは 純白な清楚な姿と気品ある香りが世界的に好まれ 特に沖永良部島の 田皆岬 の断崖絶壁に咲く純白のテッポユリは 近寄りがたい気品と清純さが 聖母マリアの姿を彷彿させると言われています 沖永良部島のユリは 明治期にヨーロッパに輸出され 今ではユリの花といえば 沖永良部島原産の テッポウユリ が一番好まれている種類のようです 今日も 愛らしく純白の素敵な花が 世界中の窓辺に飾られていることでしょう みなさんの窓辺はいかがですか |
■ サンショ
初夏のホームセンターの園芸売場は 小さいサンショ やや大きなサンショの木が売られています サンショは土用のうなぎなどに代表されるように 脂っこいものを食べるとき 消化を促進してくれる効果が期待できるとされています 辛みは胃に効く 暑さで弱った胃腸の機能 サンショの辛味で胃腸の働きに効果的とされる 夏の定番の香辛料です でも ここで注意 サンショは 葉を利用するときは 単にお好みの苗を購入すればよいのですが 実を採る 実を熟すときは 雄の木と 雌の木の2本を購入しなければなりません ホームセンターでは 実を利用することを前提に 雄 雌の2本をセットにした寄植えを販売しています 用途に合わせて購入されてはいかがですか サンショは 身近なもの やわらかい若芽は 木の芽 と呼ばれ 吸い物や和え物にかかせません また 未熟な青い実は 青ざんしょう 秋に実った茶色の外皮を砕いたものが 粉さんしょう です サンショの木は 1本あると便利です お吸い物の香り付けにいいです ベランダの木から採った葉 手のひらにのせ 軽くたたくだけで あの サンショの香りが立ちます ベランダ栽培なら 台所からすぐのところで 新鮮な サンショが使えます これが ベランダ栽培の究極の醍醐味です 栽培の注意点は アゲハチョウ 蝶の幼虫が付くことがあります こまめに葉を観察することが大切と思います |
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麦 |
マーガレット |
■ 麦
2月 道の駅の果樹売り場で見つけた麦の苗 まだ 芽を出したばかりの小さな苗 5月のゴールデンウィークのころには 穂が出ます 田んぼの土の容器に入って数本売られていた苗 畑を持たない私には なにか新鮮な苗に感じました 長野県 栃木県に暮らしたころ 初夏の水田は 周囲が新緑の季節というのに 一面 黄金の色 その少し前に 写真のように とがった鑓のようなものを突き出す穂 一面 天に向けて 鋭い矢が放たれるようです 麦のベランダ栽培は なかなか難しいです それは アブラムシ 苗が植えられた土に関係があるかもしれませんが 基本的に アブラムシの格好の標的になります できれば ベランダのコンクリートから離す ブロックやレンガで高くする これだけでも アブラムシの侵入は防げます なによりは 発見次第 駆除することです なにか 麦は 虫が付く作物のように思われますが 写真のように 初夏のベランダを彩る大切な植物です 畑では 2月ころ 麦踏みといって 苗を地面に押し付ける 苗を定着させる作業があります 寒風のさなかの作業ですが 麦の栽培にも大変です 麦 それは 香川県の食材 さぬきうどん でも大切な麦 銘柄では さぬきのゆめ2000がありますが まだ 耕作面積は少ない様子 麦 こな うどん 香川県の県民の 日常的な食材です |
■ 春の花 マーガレット 春の花の寄植えは チューリップ スイセン マーガレットが定番です
2月から3月の園芸店やホームセンターの園芸ブースは 早春の花々の苗や球根のポットがたくさん販売されています 春先の花壇 丸い鉢に植え付けた寄植えのお花は素敵です 春先 マーガレットが咲き スイセン チューリップの順に咲きます ベランダは甘い香り 春爛漫です お花は 名前が同じでも 花の大きさ 背丈の異なるものがあります ポットに付けられている注意書きを参考に選びます 写真のマーガレットは園芸用に品種改良された 茎と花が小さいタイプ 梅雨の前ごろまで つぎつぎと白い花を咲かせます 春のベランダガーデニングの注意点は お花によって 咲く時期と咲き続ける期間が異なります あまり横に長いプランターですと 種類によっては花が咲き 他方 その他のお花は散り または 夏前には 休眠のため枯れるなど その後の 世話に困ることがあります 寄席植えは 夏の時期の植え付けを考慮して行なわれるほうがよいと思いますす |
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ニラ |
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ピーマン |
■ ニラ 韮 ニラレバ炒めなどの定番食材のニラ 肉との相性も抜群でスタミナ野菜として定評のあります 野菜売り場では 価格もお安く 常に冷蔵庫にあるニラですが 傷みやすいのが難点 また 立てて保存するため 冷蔵庫での収納も大変です そこで ベランダ菜園での栽培 特に注意することもなく 簡単に栽培できるのがうれしいです 注意点としては 株を大きくしてから収穫しますので 種を蒔いた1年目は収穫しないで株を成長させることが必要です 2年目からは葉がのびたら根元から切って収穫すると つぎつぎと新しいニラが成長します ニラは種よりも ポットで販売されている根がしっかり成長しているものを購入するか お友達などから株分けでいただいたものが 便利です 肥料は灰がおすすめです ですが いまでは灰はなかなか入手できませんまで これに代わる肥料を追肥します 田舎では 畑の片隅になにげなくあるニラの畑 花からこぼれた種が あちらこちらから芽を出し みるみる増えるニラ 生命力旺盛で あまり土を選ばす ある程度 乾燥しているところが向いています ニラは簡単にできる温野菜 ただ 水やりのとき あまり根元の葉に水がたまらないようにすることがコツです 水がかかった状態では 葉が腐る原因になります |
■ 目標収穫数 50個の家庭菜園の定番野菜 梅雨前の最初の収穫から10月までの収穫期間に 平均して50個ほど収穫できるピーマン あまり心配することもなく育てられる家庭菜園の定番のお野菜 それが ピーマンです 育て方は 簡単です 園芸店で元気な苗を購入して植えつけるだけです あとは 支柱と 成長にあわせて 脇芽を摘むくらいです ただ 脇芽ですが ピーマンは 自然に 2本 または 3本の太い枝に分かれますから その分かれた枝の下の部分から出る脇芽を摘みます これだけが注意点です 収穫は 最初のころは やや小さめ目で収穫して苗を保護しますが その後は スーパーで売られている程度の大きさで収穫します あまり大きくすると 赤いピーマンになってしまいます 注意してください ピーマンは 生でも炒めても その用途はいろいろです 10月ころまでは収穫できる すぐれものの野菜です そして 秋 そのまま枯らすのではなく 葉の青いうちに刈り取り 葉を油炒めや佃煮にすると美味しいです 最後の最後まで利用できるピーマン あまり場所をとらないのも ベランダ菜園には適しています ぜひ 栽培してみませんか |
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アジサイ |
オクラ |
■ アジサイ 紫陽花 梅雨の時期の定番の花があじさい 母の日の贈り物として園芸店やホームセンターでは特設のコーナーが設置されています アジサイは種類と花色も多く 購入する際は 迷います アジサイは 日本原種のガクアジサイ その改良品種が丸く玉のように咲くセイヨウアジサイです 写真はガクジサイ 最初は白い花びらですが 次第に花の外側が青くなり 満開のころには 花全体が薄い青になります また このアジサイは 葉の緑が濃く 特に お気に入りの品種です アジサイは七変化の花と言われ 土などの性質によって 青い花が赤に変化するなど 成長のようすに目が離せません また 蕾の状態で切花にすると 路地では青い花が咲きますが ほとんど白い花びらで満開になるのも不思議な現象です やはり 根から吸い上げる栄養成分の違いですね このほかにも ベランダには アジサイの仲間の岩ガラミ ヤマアジサイが咲いています 岩ガラミは 花弁がスプーンのような形の白い小さな花で清楚な雰囲気 ヤマアジサイも薄い緑の葉に小さな白い花を咲かせています (ピンク色の花の名前をクリックすると写真が見られます) アジサイは梅雨のシンボル的なお花 アジサイの名所も多いですね 関東では鎌倉の 明月院 箱根登山鉄道沿線 井の頭線沿線 香川県では 讃岐まんのう公園など 皆様も素敵なアジサイの花 育ててみませんか あじさいは 挿し木で簡単に増やせます 来年の花を想い 素敵なお花を楽しみましょう (讃岐まんのう公園のアジサイ) そうそう 関東ではアジサイは公園で普通に見られますが 高松市内では あまり見られません 土壌なのか気温なのか 不思議です |
■ オクラ 黄色い花が和みます 夏の定番のお野菜 オクラ ネバネバと心地良い食感 なにか 夏に疲れた味覚を元気にしてくれるお野菜です 育てるのは特に注意はありませんが 植え付け直後のアブラムシなどの駆除 そして 根が直線状に伸びます できるだけ深く耕したところ ベランダ栽培では 特に深いプランターがよいと思います でも 深いプランターは高額という方には 便利なものがあります それは 日本酒などの3リットルの紙製容器 縦長の容器は 特に下に無数に延びる根を受け止めてくれます あとの注意は 収穫です 花が咲いて1週間も放置すると 実が硬くなり食用には向きません 常に 実の成長具合を観察して 早めの収穫 そして 食べてあげることが大切と思います できれば ナスのように 朝晩 実の状態を観察されて 小さくとも ここは 我慢 早めの収穫が つぎの実の成長と多くの収穫を期待できると思います そうそう 収穫のときは 実の下の葉を1枚残して あとは切り取ることを忘れずに なにか 心配になりますが 安心して 切り落とします 収穫直前の オクラ です (オクラの文字をクリックするとご覧になれます) でも 花の美しさが1日とは本当に残念です 淡い黄色のお花
朝の清楚な花も その日で終わりです できるだけ 深いプランターで 夏の定番のお野菜を身近なものにしましょう 楽しく そして 新鮮 ねばねば 美味しいです |