首都圏の街角の花 野辺の花の写真集 街角の素敵な花たちです

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2013' MAR 31 Message

転勤で暮らした首都圏。休日には周辺の名所旧跡を訪ねていました。また、江戸川、隅田川、利根川などの流域にも野鳥を見に行っていました。
栃木県のそばの花、武蔵野のむらさきはなな、戸定邸のシャガの花、自宅近くに咲いていたアマナの花。そして、珍しい花ザクロの花も見ることができました。
首都圏で暮らした思い出の花の写真集。ゆっくりとご覧ください。 * ♪


ソバの花
ラッキョウの花

ソバ (蕎麦 学名 Fagopyrum esculentum) は タデ科ソバ属の一年草です 一般に穀物は イネ科 (単子葉類) であるのに対して ソバはタデ科 つまり双子葉類になります イネ科以外の穀類として アマランサス(ヒユ科) キノア(アカザ科)等があり これらは擬穀類とよばれます ソバは 主にソバの実の製粉して蕎麦粉として利用し 皆様も大好きな 麺(蕎麦)や蕎麦掻等になります
ソバは 草丈は60〜130Cm 茎の先端に総状花序を出し 6mmほどの花を多数つけます 花の色は白 淡紅 赤 茎の色は緑 淡紅 濃紅で 果実の果皮色は黒 茶褐色 銀色です ソバは 痩せた土壌 冷帯に属するような冷涼な気候 雨が少なかったり水利が悪かったりする乾燥した土地でも 容易に生育します
ソバは 日長反応の違いから 感光性が弱い夏型 強い秋型 両者の中間タイプの中間型があり 中間タイプはさらに夏型に近い中間型 秋型に近い中間型に分れます さらに 栽培形態として 播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と夏播きの秋蕎麦があります 写真は栃木県のソバ畑の花 秋雨に濡れる花です
ソバの効能などは 別ページの ■ソバ でご覧ください

ラッキョウは (辣韮 薤 辣韭 学名 Allium chinense syn. Allium bakeri) ユリ科(ネギ科とする場合もあります)の多年草 別名は 「オオニラ」 「サトニラ」 といいます
また ヤマラッキョウ (山辣韮 学名:Allium thunbergii) は ユリ科 (ネギ科とする場合もあります) の多年草 福島県以南の山地や湿原など 比較的湿潤な草原に生育しています

写真のラッキョの花は ラッキョなのか ヤマラッキョなのか 栃木県の山村のあぜ道に咲いていました 草丈は30〜50Cmほど 紅紫色の球状花序は 花1つ1つは雄蕊が長く突き出 花弁 (合花弁) は6枚あるといいます 写真はまだ蕾の花 咲いている株がなかったのが残念です

ラッキョは カレーライスのつけあわせ (薬味) として 福神漬とならんでポピュラーな存在です また 栃木県では たまり漬け (たまりつけ たまりづけ) の材料として一般的です 味噌の上澄みが 「たまり」 です たまりに漬けたラッキョは 至福です

クズの花 彼岸花

クズは マメ科のつる性の多年草 根を用いて食品の葛粉や漢方薬が作られます
秋の七草の 漢字は葛を用います

クズは 北海道から九州までの日本各地のほか 中国からフィリピン インドネシア ニューギニアに分布し 日本では道路脇 里山などいたるところで見られます 葉は3枚 つるは年がたつと太くなり やや木質化します また 地面を這うつるは 節から根を出し あちこちに根付き 太った長芋状となります 花は8月から9月ころ 写真のように赤紫の豆の花を咲かせます 花は甘い芳香があり 実は枝豆に似ていてます

クズの根を干したものを生薬名葛根 (かっこん)  発汗作用 鎮痛作用があるとされ 漢方方剤の葛根湯 参蘇飲 (じんそいん) などの原料になります また 食品の葛粉 (くずこ) はクズの根から取れるデンプンを精製することによって作られ 葛切りや葛餅などの原料になります

里山では 木を多い尽くすように繁殖するクズですが 馬 牛 ヤギ ウサギなど多くの草食動物が喜んで食べる草として重宝したとされています

彼岸花 (ヒガンバナ)は ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です 曼珠沙華 (マンジュシャゲ または マンジュシャカ) ともいわれる 全草有毒植物です

田畑 堤防 公園などに見られます 彼岸花は 種子で増えることができない三倍体の植物 中国から伝わった1株の球根から日本全国に株分けして広がったとされています 写真は白色の彼岸花ですが 一般的に赤い色の彼岸花が一般的です 写真の彼岸花は 千葉県柏市の千葉県立柏の葉公園に咲く白い彼岸花です

彼岸花は 都市部では公園などに植栽されていますが 開発されていない里山などで開花しているときは かつて そこに人々の営みがあったとことを示す花とされています
■白い彼岸花

彼岸花は 花が咲き終わってから細い葉を出します 葉は翌春まで見られますが 春になると枯れ 秋の彼岸の頃に花芽だけが地表から伸びて開花します 花と葉が同時に見られない不思議な花です

ホトトギス じゅずさんご

ホトトギスは ホトトギス属ユリ科植物の属のひとつで多年生草本植物 分布は日本 台湾 朝鮮半島など 東アジアに分布し 13種があるとされています

ホトトギスの苗は 秋ごろの園芸店で販売されていますので ご自宅で栽培されている皆様も多いと思われますが 自然の中では 山野の林下 崖や傾斜地など 日当たりの弱いところに見られます

夏から秋にかけて 写真のような ランに似た清楚な花が咲きます 花の開花期間は2日から4日程度 花の終わりと同時に 花の付け根の部分から花ごと落花します ホトトギスは 地域によっては日常的に見られますが なかには 絶滅が心配されている種類もあります

じゅずさんごは 学名 Rivina humilis 原産地はメキシコやブラジル周辺部で ヤマゴボウ科の植物です このため 寒さに弱く 国内では温暖な地域だけに自生します

じゅずさんごは 白やピンクの実 そして緑の葉を同時に楽しめる 秋から冬の植物として人気があるようで 園芸店では秋口に真っ赤な実を付けた鉢植えが並んでいます
適切に冬越しすれば来年も楽しむことができます また 赤い実の種を蒔けば 小さな芽が発芽し 新しい木を育てることもできます

緑の葉 淡い白い房状の小さな花 ピンクから真っ赤に変わってゆく小さな実 晩秋からクリスマスのころ 室内を豪華に飾ってくれる木として 人気があるようです ■受粉後の小さな実

ヒヨドリジョウゴ オオアラセイトウ (ムラサキハナナ)

ヒヨドリジョウゴは 東アジアから東南アジアに広く分布する多年草です

千葉県松戸市の自宅近くの公園で見られます つる性の植物で 木々にツルを絡んでいますが つるはおとなしく 木を覆い尽くほどには繁茂していません

ヒヨドリジョウゴは 森林との境界部分などに生育していることが多いといい 8月から9月にかけて白い花を咲かせます 写真は8月29日の花です

花冠は5つに分かれた清楚な白の花 花筒には緑色の斑紋があります 和名の由来は ヒヨドリが好むとの意味で 名づけられたといいます
秋に実る果実は1cmくらいの球形の朱紅色の実 小さなほうずきのようです

オオアラセイトウは アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草です 別名にショカツサイ(諸葛菜) ムラサキハナナ(紫花菜) このため ショカツサイ属 ムラサキハナナ属とも呼ばれます
この花をハナダイコン(花大根)と呼ぶことがありますが 別の種類の花もハナダイコンと呼ばれることがあります 原産地は中国で 日本には江戸時代に輸入されて栽培されたものが野生化したとされています 関東地方では 東京都西部の武蔵野や多摩地区に多いと感じます 写真の花は 東京都立川市にある国営昭和記念公園に咲き乱れるオオアラセイトウです
開花時期は3月から5月 公園のほか 庭先 道端 空き地でも見られ 東京都西部では一般的な春の花です 早春から咲き始める菜の花が春の花ですが 東京都西部ではオオアラセイトウも春を告げる花として一般的です
昭和記念公園の花は  ■昭和記念公園 でご覧ください

アマナ シャガ

アマナは 単子葉植物ユリ科アマナ属の多年草 本州東北地方南部以南 四国 九州 奄美大島に分布するといい 国外では朝鮮 中国東北部に自生するといいます

花は直径5センチほどの小さな花 背丈の高い草地には生えず 日向の草地 または やや湿ったところに多いといいといいます 以前は 水田の畦や河川の堤防などに生育地が多かったようですが 現在は 見られる場所は少なくなっているといいます

写真は 千葉県松戸市の自宅近くの公園で咲く アマナ です 来年も清楚で可憐な小さな白い花が見られるように環境保護に留意しなければいけません

シャガは 和名で 射干 著莪 といい 学名の種小名は 日本の という意味の japonica で かなり古くに日本に入ってきた帰化植物と言われています
シャガは 人家近くの森林周辺の木陰などの やや湿ったところに群生するようです 開花期は4月から5月ころ 白っぽい紫のアヤメに似た花 花弁に濃い紫と黄色の模様があり 草丈は高さは50センチほどです
シャガは種子で増えることのない三倍体の植物といいます このため 日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持つという不思議な花で 各地に咲くシャガの花は 人が植えて増えた花です ですが 近年 その数を減らし 東京都はシャガを レッドリストの準絶滅危惧種に指定しています
写真の花は 千葉県松戸市の戸定邸の駐車場脇に咲く シャガの花 旧水戸藩主別邸 松戸徳川家本邸にふさわしい清楚な花です

花ザクロ
ムクゲ

ザクロ 漢字では 石榴 柘榴 若榴 と書きます ザクロ科ザクロ属の落葉小高木 原産地は トルコあるいはイランから北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジアとする説 南ヨーロッパ原産とする説 カルタゴなど北アフリカ原産とする説などがあります 日本では 庭木として一般的 果実は 甘酸っぱくて美味しいですね

ザクロは 世界各地で栽培されているといい 日本では 東北地方南部から沖縄までが適地 日当たりが良い場所を好みます ザクロは 挿し木でも増やすことができます ただ 花ザクロは 挿し木が難しい種類です

写真は 花ザクロ 花を楽しむザクロで八重咲です 千葉県松戸市の公共施設のロータリーに植えられています 普通のザクロは甘酸っぱい実をたくさん実らせますが 若木は10年程度 実を付けない木があるといいます

ムクゲ (槿 木槿 無窮花 Hibiscus syriacus 英語 rose of Sharon)は アオイ科の落葉低木 庭木として広く植栽されるほか 夏の茶花としても欠かせない花とされています 花がムクゲに似たアオイ科フヨウ属の落葉低木の  フヨウ (芙蓉) も公園や庭先で見られます

夏から秋にかけて白 紫 赤など写真のように美しい花をつけます 根が横に広がらないため 比較的狭い場所に植えることができるといい また 刈り込みにもよく耐え 新しい枝が次々と分岐するため 庭の垣根に利用されることもあります

花期は7月から10月で 花の大きさは10センチから18センチほど 種類にもよりますが 花は 朝 花が開き 夕方にはしぼみます しかし 花が次々と咲くため 夏から初秋にかけては 木が花に包まれるようになります

朝顔 オシロイバナ

アサガオ (朝顔) はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です 日本への到来は 奈良時代末期 (奈良時代末期ではなく 平安時代であるとする説もあります) に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされています

朝顔は別名 「牽牛」 といいます 江戸時代には七夕の頃に咲く事と 牽牛にちなみ朝顔の花を 「牽牛花」 と以前から呼んでいたことから 織姫を指し 転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになったといいます 花が咲いた朝顔は 「彦星」 と 「織姫星」 が年に一度出会えた事の具現化として 縁起の良いものとされています

夏の始め 全国の植木市 園芸店のほか 朝顔市などで販売されています 夏の風物詩として そのさわやかな花は 朝のすがすがしい気分に似合います

オシロイバナ (白粉花) 学名は Mirabilis jalapa オシロイバナ科の多年草または一年草です 美しい花は 観賞用に栽培されるほか 広く野生化もしています 南アメリカ原産で江戸時代始め頃に渡来したと言われています

花は 赤 黄色 白 絞り模様とさまざまです 開花は夕方 このため 和名として ユウゲショウ (夕化粧) とも呼ばれています

種子は黒色の玉状で 種子には 粉状の胚乳があります このため オシロイバナの名がついたとされています
根はいも状で 冬に地上部分が枯れても 暖地では地下部が生き残り 翌年 根から芽を出します このため 昨年の地下部の発芽と種による発芽で 群落のようになることがあります

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高松市の公渕森林公園のとんぼ池に咲くアザミです 梅雨の雨に濡れるアザミの花は風情があります 公渕公園は ため池を中心にした森林遊歩道の部分と里山の風情を残す森林があります 特にとんぼ池の周辺は 小さな池が点在し ハスの花などの水中植物も可憐に花を咲かせいます また とんぼ池には カワセミも住んでいて 綺麗な姿を見ることができました 森林公園は 木漏れ日の中をお散歩するのも素敵ですが 雨の日に訪ねると 雨に濡れた草花の風情がいいです そして 木々から落ちる滴 土の匂い どれも ほんわかした気分になります
高松市の公渕森林公園のとんぼ池に咲くアザミの花

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