■137 小さな島のささやき キム・デボン 伊吹島民族資料館の庭にあるアートです 作品は伊吹島には古来より伝わる伝統的な漁法があったが 近代化を迎えて途絶えた 使われなくなった漁具を組み合わせて 音がでる遊具を製作するとされています
古い船にゴムタイヤを取り付け 船底には音の出る飾りが付けられています 船の上に乗ることができます そして下の写真のように 船に付けられているロープを巻き取ることによって 船のアートは前方に進みます この際に 船の下に取り付けられている飾りが地面と触れて波のような音がします
伊吹島民族資料館は無料で見学することができます アートだけではなく 伊吹島の歴史と古い漁業の用具が展示されています |
■NO140 伊吹島レインボーハット 関根恒男 伊吹島の最上部にある伊吹島レインボーハット 同じフェリーで伊吹島を訪ねた人は200人程度 その中で 島の頂上部のアートで出会ったのは十数人です この頂上部のアートを見ないで 島を離れた人が多かったと思います 私の実感は こんなに素敵なアートを見ずに伊吹島を離れるとは 頂上部まで登れば こんなに素敵なアートで出会えたのに です 水を張った池に置かれたガラスは 天幕に七色の光を映し出します 訪ねる時間によって射し込む太陽の位置が違うため 七色の光の位置も動きます 訪ねた時間は13時すぎ 天頂をやや過ぎたころです 上の写真を別の角度で撮影すると左の写真のように見えます 実に不思議な見え方になります 太陽を反射した水面に置かれた鏡は 七色の光を発生させ 鏡の置かれた水面は色を発する 位置によって色が違い見え方も違う この不思議は 伊吹島の頂上部を訪ねた皆様だけが感じられる不思議な光景です ただ 雨天 曇天など 天候によっては光の芸術が映し出せないのが残念とのことです |