瀬戸内国際芸術祭 2013 沙弥島 旧沙弥島小・中学校 神戸芸術工科大学 沙弥島アートプロジェクト

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2013' APR 21 Message

瀬戸内国際芸術祭2013は 世界中から23の国と地域 アート点数約200が結集した現代アートの祭典です
春季 3月20日から4月21日 : 夏季 7月20日から9月1日 : 秋季 10月5日から11月4日 海の力(ちから)を満喫! 島々の魅力に触れる現代アートの祭典へ 瀬戸内海の12の島 (直島 豊島 女木島 男木島 小豆島 大島 犬島 沙弥島 本島 高見島 粟島 伊吹島 そして 高松港と宇野港) で開催される 瀬戸内国際芸術祭2013 ぜひ 御来島 ください * ♪


itigonet ・ Strawberry-Club Syamijoma 「沙弥島」
102 カイソウ shamijima 大畑幸恵

■ 102 塩の結晶 落ちた玉汗 塩が吹いた 佐久間華
昔の瀬戸内は 各地に塩田がありました 香川県綾歌郡宇多津町の香川県道194号飯野宇多津線沿いにある道の駅 「道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園」 で復元された入浜塩田があります 復元された塩田の説明板には次のような説明が書かれています ここに復元された入浜塩田は 明治初期以降の姿です 入浜塩田は 江戸時代初期に赤穂(兵庫県)ではじめられました 当地では 1745年に古浜(こはま)10ヘクタールが拓かれました

本来 塩田地盤は海面より低くなっており 海水は た易く流入します 地盤から撒砂(さんしゃ)へ浸透(毛細管現象による)海水は 太陽光と風力によって 昼夜にかけて蒸発させて水分を除去されるのが特徴です 鹹水(かんすい・濃い海水)をつくり それを釜でたいて塩をつくります この方式は外国の天日製塩と異なり 日本独特のものです

宇多津の塩田は 総面積約160ヘクタール(沼井数が約7500台)ある広大なもので 塩戸数195塩戸 1塩戸当たりの生産成績もよく 塩の日本一の生産地といわれました夏は 日射がきつく日照時間も長いので最盛期ですが 炎天下毎日待ち浜をするのは大変な重労働でした

冬も寒風の中 待ち浜作業をします 春秋は 雨も多く 起し浜をしても採かん(鹹水をとること)ができず 起し浜を繰り返すこともあります 説明板気象条件が良好で 人もよく働くことが 塩田を拓かれ 塩業が発展した理由です と書かれています
写真の細かな網には 塩の結晶が 付いていて 照明に輝いています

■ 瀬戸内国際芸術祭 2013  春季 3月20日から4月21日 : 夏季 7月20日から9月1日 : 秋季 10月5日から11月4日
海の力(ちから)を満喫! 島々の魅力に触れる現代アートの祭典へ 瀬戸内海の12の島 (直島 豊島 女木島 男木島 小豆島 大島 犬島 沙弥島 本島 高見島 粟島 伊吹島 そして 高松港と宇野港) で開催される瀬戸内国際芸術祭2013


■102 カイソウ shamijima 大畑幸恵
NO102作品 カイソウは 海岸に打ち上げられた貝殻を集め 細かく砕いて貝殻粉を作り この貝殻の粉で 大型の絵画を描いた作品です 絵画は 教室の窓から見える瀬戸大橋と一体化するように描かれています 教室の片隅にある踏み台に立つと見ることができます

瀬戸内海は波が穏やかな海 普段は波は50センチ程度 沖を航行する船舶が波を作る程度です 外洋に面する地域よりも本当に穏やかな波です ただ 台風や前線の影響で荒れる日は 相当の波があります こんな日に 小さな貝殻が打ち上げらのでしょう

沙弥島には ナカンダ浜 沙弥島海水浴場に砂浜があります 波と遊びながら 小さな貝殻を見つけるのも楽しいです 写真のように 綺麗な貝殻が見つかるといいですね 作品のように粉にして絵画を描いたり またまた オブシェを作り そして 置物にしたりと 貝殻は 素敵なアートになります

海 海岸 磯は 素敵な宝物がある場所 流木もいいですね 昔 ガラスの漂着物に魅せられたことがあります 色とりどりのガラスの漂着物 適度に丸くなったものは 本当に素敵です


102 SHIRO 林健太郎
+ + 102 名も知らぬ遠き島より 戸矢崎満雄 + +

■102 SHIRO 林健太郎
旧沙弥島小・中学校の教室の黒板をスクリーン代わりにしたコンピューターグラフィックの作品です 香川県の代表品目である 讃岐三白の 塩 砂糖 木綿 を取り入れているといいます

薄暗い教室は 音の無い空間 その中で 黒板にはコンピューターグラフィックの映像 テンポ良く流れる画面 なにかを想像させるような形 漂着物のアートや貝殻のアートを見た後に見るコンピューターグラフィックの映像は沙弥島の海岸の現実を見るような雰囲気にします

塩 砂糖 木綿 この純白な三つの品がコンピューターグラフィックの多彩な表現で流れてゆきます ふあ ぷぁ ふー 様々な表現が出来るでしょう 実際の映像が掲載できないのは本当に残念です ガイドブックは このアートの開催は春の開催と書かれています 夏季も秋季も開催して多くの皆様に見ていただけたらと思うのですが

東京駅のコンピューターグラフィックではありませんが 瀬戸大橋記念公園の建物投影など 屋外でも見てみたいものです

102 名も知らぬ遠き島より 戸矢崎満雄
沙弥島 旧沙弥島小・中学校 神戸芸術工科大学 沙弥島アートプロジェクト 写真は 旧沙弥島小・中学校の校舎の廊下に飾られたアートです

沙弥島は 海が埋め立てられる前は 沖に4キロの独立した島でした いまは 瀬戸大橋のたもとから陸続きになっています この歴史ある沙弥島に 神戸芸術工科大学によるアートが展示されています それは 美しい砂浜を背景に 神戸芸術大学が多彩な展開を見せる 塩田跡や海岸に設置された作品が 自然とともに新たな風景をつくっています

沙弥島は 縄文時代の遺跡が残り 柿本人麻呂の歌にも登場する島です 瀬戸大橋記念公園から一歩 島に入ると 島独特の雰囲気になるところです 今の入口には漁港があり 一気に島の雰囲気に引き込まれます
写真のアートは 島に漂着した発砲スチロールの展示物です 窓辺に張られたオレンジのフィルムが作る淡い光が独特の雰囲気を作っています 展示されている場所は旧沙弥小・中学校の廊下です 生徒が学んだ廊下は アートの世界になっています
瀬戸内国際芸術祭2013は 世界中から23の国と地域 アート点数約200が結集した現代アートの祭典です そして 瀬戸内海の島々の生活 豊かな自然と文化も感じていただけると思います 開会中の作品は 公式サイト 瀬戸内国際芸術2013 でご確認ください また 島の様子は 瀬戸内国際芸術祭応援サイト こえびひろば で見ることができます ぜひ 御来島ください 心から お待ちしております


+ 100 階層 地層 層 +
+ + + えのきcafe 美しい浜と伝統食 +  + +

■ 100 階層 地層 層
ターニャ プレミンガー 香川県でよく採れる花崗土を盛り 芝で覆われた丘を造成 なだらかな斜面を登ることもでき 沙弥島の光景を一変させるとともに 新たな展望スポットにもなる と説明されています

このアートは東山魁夷せとうち美術館・瀬戸大橋記念公園から沙弥島に入ってすぐの場所にあります 説明のように沙弥島の印象を変えるアートと言えます

写真は曇りの日のアートですが 晴れていれば春の光に輝く芝が見られ 朝であれば朝露に輝く芝が見られることでしょう また 冬には冬枯れの芝が黄色に輝くでしょう 季節ごとの違った風景も楽しみです

下のバーの瀬戸大橋・東山魁夷せとうち美術館・瀬戸大橋記念公園では 冬枯れの季節の沙弥島をお伝えしています ナカンダ浜を冬枯れの木 遊歩道を歩き先端の岬から見た瀬戸大橋の写真などを掲載しております

■ えのきcafe 美しい浜と伝統食
戸矢崎満雄ら神戸芸術工科大学の作家が展開する旧沙弥小・中学校はナガンダ浜の目の前 そこにカフェを併設 あんこ入りの餅が入った白味噌仕立てのあん餅雑煮とコーヒーをいただきました きれいな室内風景を楽しみながらのホット人息できます

旧沙弥小・中学校の白い教室と天井に張られた白い布が幻想的な雰囲気です そこでいただく島ごは アートを巡る人たちと同席する時間は 目的を一緒にするお友達です 小さなカフェです 席数も20席程度 訪ねたときは たまたま席の空席がありましたが 時間によっては満席で 長い行列ができていました

白味噌仕立てのあん餅雑煮は 香川県の家庭料理といいます 地域や家庭によって 多少の違いはあるようですが あんの入った餅の雑煮は本当に美味です そして食後にいただいたコーヒーも本格的 お砂糖は横長の砂糖でしたが 香川大学の文字が入れられていました 神戸芸術工科大学が展開する作品群の建物のカフェで香川大学のお砂糖は 不思議な取り合わせですね

ぜひ 味わっていただきたい 香川の島ご飯 家庭の味です


+ 104 八人九脚 藤本雄三 +
+ + 103 そらあみ 五十嵐靖晃  + +

■ 104 八人九脚 藤本雄三
浜辺に椅子として活用できる彫刻作品です ひと休みの椅子として ゆっくりと瀬戸大橋や瀬戸大橋記念公園を見ることができます

以前 訪ねたときに ナカンダ浜にベンチが少ないと思っていたのですが 絶妙の場所に ふーととしてのベンチが置かれ ゆっくりと瀬戸大橋と瀬戸内海を行き来する船を見ることができるようになったと思います 幅を広いベンチは背もたれの角度をよく ぜひ ずっと この場所に置かれれば 瀬戸内国際芸術祭の期間が終了してもナカンダ浜の憩いの場所になることでしょう

沙弥島は 柿本人麻呂も立ち寄って歌を詠んだり 縄文式土器やサヌカイト製石器などが出土するなど 古代から人々の営みがあった場所です ナカンダ浜の憩いの場所になることでしょう ナカンダ浜から美しい万葉の島をめぐり一周できる遊歩道がいいです 柿本人麻呂の歌碑 長崎鼻展望所 ウバメガシの林 古墳などを巡る約1時間のお散歩が楽しめます

キラキラ光る風海をわたって 瀬戸内海の7つの島へ現代アートを見に来ませんか 豊かな島の自然 その島でなければ味わえない食や文化 心地よい潮風をあびながら 空と海がつながる場所へ 7つの島は 皆様が訪ねていただけることをお待ちしております

■ 103 そらあみ 五十嵐靖晃
沙弥島海水浴場の岸壁に建てられた網のアートです 空に向かって垂直に網を張ったから見上げる青い空は素敵です

浜辺を歩くと 瀬戸内海の穏やかな波に触れることができます 細かい砂の海岸は 夏には海水浴に快適です 沙弥島の海水浴場は 環境省による海水浴場百選にも選定されています

沙弥島は 松の林の島です 遊歩道も整備されています 瀬戸大橋 備讃瀬戸航路の船 潮風 波音 夏にはセミの声 四季を通じて散策が楽しいです ぜひ 夏に訪ねてみてください

沙弥島には 小さな沙弥漁港があります 沙弥島の入口にある小さな漁港です どのような漁なのかはわかりませんが 瀬戸内海の良質な魚が獲れることでしょう 沙弥島海水浴場の岸壁には 食事ができる西の浜家があります いいだこやわかめの天ぷらがいただけます

沙弥島海水浴場 沙弥漁港 公園案内板

旧沙弥小・中学校 春の花

閉校となった旧沙弥小・中学校は ■玄関 ■門柱 ■校歌  でご覧ください 歩道には綺麗な花が咲いていました ■花 ■花

瀬戸大橋・東山魁夷せとうち美術館・瀬戸大橋記念公園

■ 沙弥島のお隣にある東山魁夷せとうち美術館などは 瀬戸大橋 でご覧ください


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