■二十四の瞳 二十四の瞳映画村は 壺井栄の小説 『二十四の瞳』 を昭和62年(1987年) 監督 朝間義隆氏 主演 田中裕子氏 によって 撮影されたときのオープンセットをテーマパーク「二十四の瞳映画村」として開設された施設です
(二十四の瞳映画村には 映画に登場する木造校舎 男先生の家 漁師の家 お茶屋 土産物屋など 古き昭和の時代の建物が残されています また 原作者である壺井栄氏の生涯や作品群を展示する 壷井栄文学館や二十四の瞳の映画を鑑賞できる映画館 「松竹座」 などがあります そして 食堂では 小学校の給食を再現した給食メニューなど 小さかったあの頃に戻れる演出があります
『二十四の瞳』 の初演は 昭和29年(1954年) 松竹大船撮影所によって撮影されています 監督 木下惠介氏 主演 高峰秀子氏 です 反戦のメッセージを女教師と教え子のふれあいの中に描いた 日本映画が誇る傑作とされています
物語は 昭和3年(1928年) 新任の女教師として小豆島の岬の分教場に赴任する大石先生 一年生の12人の子供たちの受け持ちとなり 田舎の古い慣習に苦労しながらも 良い先生になろうとする大石先生の姿が映し出されます
写真は 教室内に展示されているパネル写真です |
■ 苗羽小学校田浦分校 (旧田浦尋常小学校) 岬の分教場 苗羽小学校田浦分校 (旧田浦尋常小学校) は 『二十四の瞳』 の岬の分教場の原型とされる小学校 小豆島 田浦地区の岬 二十四の瞳映画村の近くにあります 明治35年(1902年)の開校から昭和46年(1971年)の閉校までの70年間使用された切妻瓦葺平屋建校舎<です
苗羽小学校田浦分校 (旧田浦尋常小学校)は 分校のため 教室は複式学級です 1年生2年生 3年生と4年生 5先生と6年生が学ぶ 3つの教室 だけの小さな小学校です
校舎に入ると 昭和47年3月の廃校当時のままです 黒板 オルガン そして 在校生の図画 が そのまま展示保存されています 小さな木製の机 刻まれた鉛筆の跡 古い教科書 どれも 苗羽小学校田浦分校 (旧田浦尋常小学校) で使われていたもの これからも 訪れる皆様に あのころの学び舎を伝え継いでゆくことでしょう 二十四の瞳映画村 苗羽小学校田浦分校(旧田浦尋常小学校)岬の分教場のその他の写真は 思い出の風景 でご覧ください |