■ 小豆島 寒霞渓(かんかけい) 日本自然百選 小豆島の中部にある東西7km 南北4kmキロメートルの奇勝・渓谷で 日本書紀にも記述のある瀬戸内海国立公園内の景勝地です もともとは鉤掛山 神懸山などと呼ばれていましたが 明治初期の儒学者 藤沢南岳によって寒霞渓と命名されました
寒霞渓は火山活動により堆積した疑灰角礫岩などが 地殻変動や水・風による侵食によって 現在の奇岩や岸壁が形成といい 日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つに数えられ とりわけ新緑や紅葉の季節は圧巻で 観光客を魅了しています
大正12年(1923年)3月7日に「神懸山(寒霞渓)」として国の名勝に指定されているほか 1983年には森林文化協会と朝日新聞社が制定した「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれています |
■ 四望頂 鷹取展望台 寒霞渓の紅葉美は ロープウエイから見られるので簡便です ですが 本格的な紅葉を見るためには登山道を往復したいです 登りは表神懸12景 下りは裏神懸8景といいます 登山道沿いには 地殻変動や水・風による侵食によってできた奇岩が点在し 紅葉と奇岩の大自然を楽しむことができます
寒霞渓を錦に染め上げる木は イロハモミジ(コハモミジ) ウリハダカエデ エンコウカエデ ニシキギ アカシデ クヌギ コナラ フジなどです また 秋の花であるハギ カワラナデシコ ギボウシ ツルボ ノコンギク リュウノウギク シマカンギク アキチョウジ トリカブトなど可憐な花を咲かせます
寒霞渓は 新緑 夏の花も見逃せません ミヤコアオイ ヤマアジサイ ホタルブクロ 四季の自然を堪能したいですね
|