■ itigonet ・ Strawberry-Club OHISAMA 「おひさま」は、NHKで放送された「連続テレビ小説」第84シリーズの作品として、2011年4月4日から同年10月1日まで放送されまし。「連続テレビ小説」が「娘と私」の放送開始から数えて50周年となるのを記念する作品として位置付けられています。 脚本は岡田惠和氏・物語は信州・安曇野市と松本市を舞台に、激動の昭和時代を生きた架空の人物・須藤陽子の半生を描いた物語。劇中の時期としては1932年(昭和7年)9月に、一家が東京から安曇野へ転居したところから始まります。 信州安曇野 若尾文子さんが演じるそば屋を営む陽子 斉藤由貴さんが演じる東京から来た主婦の房子に自分史を語り始めるところから始まります 昭和7年 10歳の陽子は(子役時代八木優希さん) 父の良一(寺脇康文氏) 母・紘子(原田知世氏) 兄の春樹(中川大志氏) 茂樹(渡邉甚平氏) と病気の母との最後の時を過ごすため東京から安曇野に移り住みます 友達になったユキ 担任の教師のように先生になりたかったが家が貧しく奉公のため名古屋へ向かうユキの夢を受け継ごうと決意する陽子 翌年 陽子は学校行事の常念岳登山をためらうが 母に「太陽をすぐ近くで見ておいで」と送り出される 頂上に着いた陽子は太陽を見つめ 「陽子の陽の字は太陽の陽なのよ」 という母の言葉を胸に 自分で輝き 笑顔で世界を明るく照らす人になろうと誓う その時 母は静かに息を引き取っています。 |
写真の学校は、平成13年3月31日に閉校になった木造校舎の茨城県久慈郡大子町立旧上岡小学校です。 この校舎と校庭が連続テレビ小説では、主人公の陽子が、卒業し、また、教師として赴任した国民学校の有明山尋常小学校のロケ地として使用されています。 家族で移り住むことになった安曇野(長野県中部)を初めて見たとき 母に誓った 「おひさまのようにいつも笑って世界を明るく照らす」 という約束を胸に 陽子は自然豊かな安曇野で少女時代を過ごします 昭和16年陽子 太平洋戦争が始まったそのとき 陽子は 師範学校を卒業し有明山尋常小学校に赴任します 再会した恩師・高橋夏子先生に叱咤激励され 戦時下の教師生活が始まりす ロケ地の茨城県久慈郡大子町立旧上岡小学校は、明治12年4月20日開校の歴史ある小学校 現存する校舎・校庭では 「おひさま」 と同じような授業が行なわれていたことでしょう また、旧上岡小学校は平成26年4月から放送の連続テレビ小説「花子とアン」では、主演の吉高由里子さんが演じるヒロイン・安東はなの母校で赴任先でもある阿母尋常小学校のロケ地としても使われています。 |