初夏の小川や渓流はホタルの幻想的な輝きの季節 ホタル前線が北上中 です
ホタルは日本に46種類が生息しているとされています その中で幼虫のときに水の中で過ごすのは ゲンジボタル ヘイケボタル クメジマホタルの3種類だけです
ホタルは桜前線のように輝き始める地域が南から北に日本列島を北上してゆきます ゲンジボタルは5月中旬から7月中旬 ヘイケボタルが6月中旬から8月下旬 みなさんの所は いつごろがホタルの季節でしょうか ホタルの輝きは 午後8時半ごろがピークと言われています
幻想的な光の舞 見に行きませんか 淡い光は 素敵な恋の始まりのようです
ゲンジボタルやヘイケボタルは清流がなければ生きられません すみきった清らかな水 護岸工事がされていない せせらぎが必要です
幼虫は川底の小石や草の根に守られて大きくなり 成虫は昼間しめった草むらにいます ホタルが見られることは 自然が大切だねって思う人が多いことのバロメーター
先日訪ねた 滋賀県守山市の赤野井湾流域 は 大正期に国の 天然記念物第1号 に指定された 守山ホタルの里 です 大正期はたくさんのホタルが舞う里でしたが 宅地開発や地下水のくみ上げによって一時は激減しました
しかし ホタルを愛する地元の方の復活プロジェクトよって その数は増え始めています 適度の酸素量 水深など ホタルの住める自然環境を復活することは容易ではありません
人と自然が共存する調和の取れた自然 それは私達人間も安心して生活できる基本です
どじょうが住み 小魚やさわガニがいる小川 素敵な素敵な自然です 小川はちょっとしたことで破壊されてしまいます いつまでもホタルが舞う 清流にしていきたいですね