耳をすませば 聖蹟桜ヶ丘 雫の歩いた道 思春期の心

単身赴任で暮らす四国の思い出があります 
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+ + 思 春 期 の 心  + +


私達は 乳幼児 児童 青年 成人 老人という過程で一生を終えるものですが それぞれの成長期には 学び 悩むことがあります

特に 中学生 高校生の時期の思春期は 最も感情にあふれ また 傷つきやすい時期でもあります 両親や家族への依存から離れ 多くの友人 先輩と接しながら 自分自身の主体性や独立性 そして自我を形成する時期でもあります

友人関係に悩み 自分自身について問いかけ 自分自身に対する家族や親戚の期待に応え また 周囲からある程度の信頼を得ながら成長します 内面的にも外的にも児童期とは異なる急激な変化に対して 心を整え 対応するという 変化と統合の板ばさみになりながら 挫折と失意 悩みを繰り返しながら生きている多感な時期です

日本では この時期の人間形成のため 年齢に応じた儀式や先人からの教えを伝える 若者会 青年会 若衆会などで 人間としての基本を学んでいました

現在の学校も これらの制度の一部ではありますが 人間の根幹である精神的な修養には やや不安があります

田舎や下町の一部に残る 家庭や地域社会の深い絆の中では 人間関係の煩わしさがあるものの 他方では 精神的安定を得ているとも言えます これからの 子供達の成長に 何が必要なのか 考えていきたいと思います


+ + 希薄な関係  + +


地域社会における人間関係 隣近所との関係が希薄になってくると 私達は いままで持っていた 地域の考え方や価値観を共有できなくなってしまいます

以前は 商店街 井戸端会議 公民館 街角 いろんなところで 人々は会話し 議論し 街のあるべき姿 しきたりなどを決めていました しかし 人間関係が薄いものになると 個々の人々は それぞれが形成する価値観を持ち始め 本来進むべき地域の考え方とは違う 行動を選択していくものです

私達の生活は 地域の絆が強い場合は 「恥の文化」という 心をセーブする働きあります 周囲の人が自分の行動に対して どうに思うだろうか ということを想定しながら行動しようとします

心の片隅に このような心があると 地域の中だけではなく 見知らぬ土地に出掛けた場合でも 自分自身を自制するものです 他人の迷惑を考えず大声を出したり 走り回る子供達を注意しない方は この自制する心が足りないのかもしれません 外国では たとえ小さな子供でも 他人に迷惑を掛ける行動をした場合は その子供が理解できるような言葉で 一生懸命に注意するといいます

最近の若者は 幼児期から児童期にかけて いままでの日本人が受けてきたような教育を受けていないように思えてなりません このことが 傍若無人の若者を生んでいる最大の原因といえるでしょう

私達は 統制された世界に生きなければ 安心することはできません 統制とは 権力からの圧力ではなく 恥を恥として認識できるか できないかという 人の基本となる 心の統制です この統制を これから どのようにしていかなくては ならないのでしょうか



+ + 友達 仲間とともに  + +


以前の若者は 地域社会の先輩から 人としての基本を 身をもって教えられていました

この制度のない現在 思春期の若者は どのように行動すべきかの重圧とともに 対人関係についても極度の不安を感じているように思います

先輩の言葉 行動に 自分の執るべき方向 大人としての道理を学べないということは 自分自身で進む方向を模索し 決めていかなくてはなりません

特に 中学校 高校という 現代の精神修養の場にあるときは 以前ほどではないにしろ ある程度の修養は可能と思いますが 学校から物理的 精神的に逃避している場合は 自分の執るべき行動や考え方のよりどころを友達や仲間に求めることが多くなります

一般的に思春期は 友人や仲間との連携を持とうとする傾向が強いものです 友人 仲間に安心感を持ち 友人 仲間の考え方 感じ方に接して 自分自身を点検し 考え方を修正し 広い視野の中で 物事に対する客観的な判断力を養っていくという 相互発展が見られることが多いものです

反面 非行問題の新聞記事を見ると 非行少年の場合は 互いに心を養うということよりも 仲間と刺激しあい 虚勢をはり 逸脱を伴う過激な行動に走る傾向が強いと示されています

新聞記事は 暴走族における心理に対しても 以前のように 仲間間に固い結束や結びつきは少なく ある程度柔軟で その場に集まっただけの薄い関係に移行しているとも書かれています 存在感に対する不安を少しでも解消しようすれば 仲間を求めるものですが 仲間との関係が深まれば 深まるほど 傷つくこともあります これを回避するために 仲間との関係は 薄く 淡い ものである傾向が強いようにも思えます

今の若者は 多くの自由を得たようにも思います 反面 自分自身で また 友人 仲間と協力しながら 多くのことを 真剣になって決めてゆく 苦労が加わったように 思えてなりません



+ + これから  + +


私達 大人は 自分の子供達 地域の子供達 見知らぬ子供達に対して 人生の先輩として 接していかなくてはなりません 田舎や下町に いまも根付く 制度や文化ばかりに目を向けて 復活 復活といっても できるものではありません

現代の考え方 生活スタイル 地域社会の枠組みの中で いかにして 若い人達と 良好で 素敵な関係を作っていくべきか 考えています・・・・・。

耳をすませばの中で 雫のお父さんが

やりたいようにやってごらん でもな 他人と違う道を進むのは それなりにしんどいぞ 誰のせいにも できないんだからね

と雫を諭したように 子供を信じる心 大切にしなくてはいけませんね

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