■上熊本駅 （旧池田駅）　記念碑　概略
夏目井漱石 （本名：夏目金之助） は、旧制第五高等学校の英語教師として赴任、明治２９年４月１３日、上熊本駅 （当時池田駅） に降り立ちます。漱石は、４年３か月を熊本で過ごし、その間結婚や長女の誕生を迎えています。漱石が住んだ熊本には多くの足跡が残されています。漱石来熊百年を記念して、熊本で過ごした若き日の漱石の面影を偲び、いつまでも多くの人々が親しめるよう、このモニュメントを設置しました。平成８年１１月９日　「９６くまもと漱石博」推進委員会　と刻まれています。
■わが輩通り
上熊本駅から崇城大学間の国道３１号線沿いに、見つけただけで２つの「わが輩通り」の看板があります。夏目漱石が熊本に赴任した際に下車した駅が現在の「上熊本駅」であったことからの名称なのでしょうか。？。漱石は、上熊本駅から京町という街の坂を上り、五校のある東方向に向かいます。この道は、今もバス通りで、上熊本駅と旧五校に地域の幹線道路となっています。京町の坂上の下は内坪井、夏目漱石が愛した内坪井第三の家は、公開展示されています。