■ 熊本駅
明治２４年（１８９１）７月１日、熊本県飽田郡春日村に開業した春日駅が現在の熊本駅の起源です。
開業当時の明治中期の駅前の様子は、下段右の写真が参考になります。この案内板は新幹線口の北側の公園に設置されています。
熊本駅は、平成２３年（２０１１）３月１２日に開業した九州新幹線（博多駅−鹿児島中央駅）の開業により、博多・新大阪が直通の新幹線で結ばれました。
また、在来線は、鹿児島本線、豊肥本線、三角線の各列車が起点駅等するほか、ＪＲ九州の観光列車の「ななつ星」の通過駅（深夜のため通過駅）、蒸気機関車の人吉号の運用など、多彩な列車や電車の往来駅です。
駅前の熊本市電の電停からは路面電車が熊本市街地や東部郊外の住宅地とを結び、バスターミナルからは九州各地を結ぶ高速バスや、熊本空港方面のバスも発着する、アクセス拠点です。

九州新幹線鹿児島ルートの全線開業から１２日で５年を迎えるのを記念し、県のＰＲキャラクターにちなんでＪＲ熊本駅の愛称を「くまモン駅」に

■くまモン駅
ＪＲ九州と熊本県などは平成２８年３月１日から、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業から１２日で５年を迎えるのを記念し、県のＰＲキャラクターにちなんでＪＲ熊本駅の愛称を「くまモン駅」にする企画を始めた。９月末まで。熊本駅東口では、くまモン駅の看板が掲げられています。

■ドリカム新幹線
DREAMS COME TRUE×九州新幹線、２０１５年春「夢のプロジェクト」がはじまる！
九州を夢の旅に満ちたワンダーランドに変えていく。DREAMS COME TRUEはJR九州とタッグを組み、魅力にみちた九州新幹線での旅をアピールするためのキャンペーン、スローガンは「夢をかなえに、今日行こう。」

■九州新幹線　平成２３年３月１２日開業　博多 - 鹿児島中央間を結ぶ、新幹線規格（フル規格）です。Ｎ７００系７０００・８０００　番台による「さくら」「みずほ」が山陽新幹線経由で新大阪駅まで乗り入れています。
「みずほ」による新大阪 - 鹿児島中央間の所要時間は最速で３時間４５分。新大阪 −熊本間は最速で２時間５９分・博多−熊本間は最速下り３３分、上り３４分。博多−鹿児島中央間は最速で上下とも１時間１９分です。
開業時前日に発災した東日本大震災の激甚災害のため、開業式典等は自粛または縮小されたと報道されていますが、いまは、九州の大動脈としてビジネスや観光、そして通勤にと、欠かすことのできない鉄路としての使命を無事故の誓いとともに日々、運行されています。
車内設備として４列シートの快適さは特筆するものがあります。

おてもやんは、熊本民謡の代表格とも言われ、熊本弁が強く出た陽気な歌詞が特徴の民謡です。

■おてもやん
２０１１年３月１２日の九州新幹線全線開業時より熊本駅到着時・発車時の車内チャイム（ＪＲ九州所属車両のみ）及び新幹線ホームの発車メロディとしてこの曲をアレンジしたものが流されたといいます。

■九州新幹線全線開業５周年記念入場券セット
N700系7000・8000番台による「さくら」「みずほ」が山陽新幹線経由で新大阪駅まで乗り入れています。「みずほ」による新大阪 - 鹿児島中央間の所要時間は最速で3時間45分。新大阪 - 熊本間は最速で2時間59分・博多 - 熊本間は最速下り33分、上り34分。博多 - 鹿児島中央間は最速で上下とも1時間19分。