四国鉄道文化館　キハ６５　３４　側面

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今回は　愛媛県西条市にある四国鉄道文化館を訪ねました。

2014' AUG 23　Message

キハ６５形急行用気動車　「３４」

キハ６５形急行用気動車は、強力な駆動エンジンと冷房電源エンジンを搭載した急行用気動車として昭和４４年（１９６９年９に登場し、昭和４７年（１９７２年）までに１０４両が製造されました。
大出力エンジンと冷房用の電源を持ったキハ６５形電動車の投入は、四国山地越えや法華津峠等の急こう配区間を抱える線区の急行列車の冷房化を可能としました。このことから、四国の急行列車の冷房化は、キハ６５形形式の新製配置の賜物ともいわれています
車体は従来の急行列車のキハ５８形と同様ですが、客室窓は２段ユニット窓を、出入口ドアは２枚折戸を使用しています。床下のスペースを生み出すためトイレと洗面所の設備をなくし、シートピッチを拡大して居住性を大幅に改善しました
四国では高松運転所に集中配置され急行列車に使用されましたが、その後の特急列車増発によって一部を普通列車として残存しました。新型ローカル列車の導入に伴い徐々に数を減らし、平成２０年（２００８年）１０月をもって定時運行を終了しました。
最後まで運用に就いていた３４号は、平成１７問（２００５年）からオリジナルの国鉄急行色に塗り戻されており、引退後はＪＲ四国多度津工場で保管されていました。
原典　：　四国鉄道文化館　パンフレット・展示パネル説明文　＊　♪

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