笹の葉の短冊のお願いが天の神様に届く夜ですね
梅雨の晴れ間　静かに流れる天の川を渡り　織姫と牽牛が逢える夜　二人の願いがかなうように　短冊のお願いが　神様に届けられます
そよ風にゆれる笹の葉の音　星のまばたき　七夕の夜は　静かにすぎてゆきます

お願いしましたか　あのひとのこと・・・。

静かな高原で　白鳥座のノーザンクロスを見上げることがあります
デネブ　ベガ　アルタイルの夏十字　あなたの　やさしい心のよう

天の川に白鳥がはばたき　織姫・ひこ星が輝くころ
水面に輝く小さな光り　ほたる星　もうひとつの夏の星座なのかもしれませんね

夜・星が輝きだすと大空は大きな絵本になります
動物　偉人の名前のついた星座が散りばめられ　悲しかったり　楽しかったり愛しい物語が・・・・・・・
冬の大空を雄大に進むオリオンにも女神ジュノーのご機嫌があり　このときのサソリは夏の南天に赤く輝いています

星は１日に４分間早く私たちに会いにきてくれます
真冬の夕暮れ　空は絵本に変わります　東の空にシリウスがきらめき　そしてカペラ・プロキオン・リゲルと・ドラマの始まりです
妖精がランプを持って順番にならんで登場するように　妖精がマッチで星ぼしを　１つずつ点灯していくように星は輝きを増していきます

すみきった空気・透明な空間　子供たちとながめませんか　星のフロムナードを　*・・

真冬の澄み切った空には無数の星を眺めることができます
南の空には　オリオン　ペテルギュウス・スバルの星々　東の空には　ふたご座　天頂には　カペラのぎょしゃ座・・・
地域や天候によって見える星の数は違いますが　冬がもっともきれいに見える季節
どうぞ，暖かい服装で星空を眺めませんか　きっと　新しい発見があります

信州の高原は　星が散りばめられ　宝石箱の輝き　七夕の　織姫　彦星　夕方の東の空　織姫は彦星よりも早く天に昇り　西の空では一緒に沈む　そんな　ほほえましい瞬間が素敵です

織姫星のベガの近くに　ダブル・ダブル・スターと呼ばれる４つの星があります　二人の子供たちなのかもしれませんね　そして　北天に輝く　きたかんむり座はバッカスが王女アリアドネに結婚のプレゼントに贈った七星の冠　星には素敵な伝説がたくさんあります

笹の葉の短冊　お願い書きましたか　朝露で磨った墨　神聖な滴　夢あふれる素敵な瞬間です

夜風にゆれる笹の葉の音　神さまが　短冊のお願いは　なに　って　尋ねてにきてくださったのかも　しれませんね

星の輝きにふれると　素敵な夢が　いくつも　いくつも　想い　ながれていきます
満点の星空を求めて　出掛けることは　現実をちょっとだけ忘れて　星という夢に逢いにいくことなのかもしれませんね
素敵な夢は　星の輝きだけでなく　仕事や日常生活の中にも　いっぱい　いっぱい　あるように思います
いまを想い　あすを模索し　見つめなおしながら　自分がどこにいて　どこに向かっているのか
私達の生活　いろんな所に　いろんな人々と　いろんな時に　夢中になれる　ロマンチックな時間が必要
星の輝きの数のように・・・。　いっぱい

機長席からのメッセージという本に　夕暮れ時　金星は赤・青・白と色が刻々と変わることがあると書かれています
同じ輝きの星が刻々とその光を変えながら　私たちに希望の光のマジツクをプレゼトしてくれているのでしょうか?
夕方・そして朝・まず見つけるのは金星ですか
夕闇に包まれ始める空　子供のころ・一番星が帰りの約束だったね

流れ星が真綿のように消えてゆく　願いがかなうといわれる流れ星　淡い恋に似ています
１つのマフラーの中の帰り道　ふたりで見る星空　ロマンチックな時間
流れ星　ふたりの心を結ぶ星

星座観察は丘の公園　みんなで自分の星を決めっこしました　そして　大きくなったら何になろうとお星様にお約束もしましたね
素敵な星空も　恋人に夢を託しはじめると　星空の輝きは少しずつ見えなくなってしまいます
そして　二人で誓ったお願いが　涙に霞む夜空の中で　流れ星のようにフーっと消えると　また星空の輝きが見えてきます
星空はいつもあなたを見守っています　元気なあなたになってねと　問い掛けながら・・・。

流星の淡い光に想いを綴ることもありますね
走馬灯のように浮かぶ思い出がひとつ　また　ひとつと流れ消えていきます
流星は涙の雫　淡く輝き　フーっと消えてゆく　あふれる涙のように　いく筋も　いく筋も　流れ落ちていきます
あの人の思い出がなくなるまで・・・。