■ 六曜は 旧暦の月を基準に 決められています
1月と 7月の1日は先勝 2月と 8月の1日は友引 3月と 9月の1日は先負 4月と10月の1日は仏滅 5月と11月の1日は大安
6月と12月の1日は赤口 あとは月末まで 先勝 友引 先負 大安 赤口 先勝 と繰り返します
各月の1日とは 旧暦の1日です カレンダーの4月1日とは違いますから注意してください
■ 二十四節気は 太陽黄道(黄道に対する太陽の位置)によって決められています
立春:315度 雨水:330度 啓蟄:345度 春分: 0度 清明: 15度
穀雨: 30度 立夏: 45度 小満: 60度 芒種: 75度 夏至: 90度
小暑:105度 大暑:120度 立秋:135度 処暑:150度 白露:165度
秋分:180度 寒露:195度 霜降:210度 立冬:225度 小雪:240度
大雪:255度 冬至:270度 小寒:285度 大寒:300度
上の旧暦計算の太陽黄径で 315.0の日が立春 二十四節気の日が調べられます
■ 閏月とは
旧暦は 月の満ち欠けの1か月です 旧暦で 春分を含む月が2月 夏至を含む月が5月 秋分を含む月が8月 冬至を含む月が11月です
二十四節気の中気は 雨水 春分 穀雨 小満 夏至 大暑 処暑 秋分 霜降 小雪 冬至 大寒 ですが この中気を含まない月が数年に一度あります
この中気があてはまらない月を閏月として 前の月の六曜や旧暦の行事を繰り返します
2006年は カレンダーの7月25日から旧暦の7月1日が始まります また 2006年は閏月が入ります 閏7月1日は8月24日からです すると旧暦の七夕の日は カレンダーの7月31日と閏7月7日の8月30日の2回になり 旧暦の七夕を2回楽しめます
織姫と彦星が再会できる回数が2回になるのでしょうか 不思議ですね
■ 2012年秋分の日は116年ぶりに9月22日
秋分の日は このところ9月23日でしたが 2012年は116年ぶりに9月22日なります 地球の地軸は 地球が太陽の周囲を回る公転軌道に対して 垂直ではなく 23.4度傾いています また 地球は太陽の周りを365日と約6時間かけて一周し 4年に一度、うるう年で 日にちのずれを調整します この微妙な関係から太陽黄道(黄道に対する太陽の位置)が180度である秋分の日が 2012年は9月22日になります
また 秋分の日は 昼と夜の長さが同一と感じますが 実は違うんです 日の出も日没も太陽の上側の縁が地平線に接したとき 日の出は太陽が見えた瞬間 日没は太陽がすべて沈んだ瞬間です すると太陽1個分昼が長くなります また 日の出 日没は 大気による屈折現象で 地平線の少し下にある太陽1個分くらいが浮き上がって見えます このため 見かけの昼は太陽3個分の約16分間 昼が長く感じられます