太宰治は名作 「津軽」で 雪には こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪の7種類あると記しています
今日 太平洋岸の地域では 雪が降り注いでいるようですね お出掛けのとき 大丈夫でしたか
北国では 総出で除雪が行われます 雪が降ったその日に掃かないと凍りつく 雪国に暮らす人々は相互扶助が大切です そして 高齢者の方の家の周囲は みんなで雪を掃く 北国の掟です
節分の豆まきしましたか 雪は外 そんなお願いとともに 夜半には 雪 止みました
春の予感 早く 来ないかな
長野県松本市は高原の街 標高650メートルです
1月24日の朝の気温は 氷点下12.3℃ 最も冷え込んだ朝です
昨夜は 素敵なお星様 放射冷却 無風の夜空
早く 暖かくなあれ 陽の光 強くなあれ
でも みなさま 寒さを体験できるのはいまだけですよ 遊びに来ませんか 信州
新年あけましておめでとうございます 本年も みなさまにとって飛躍の年でありますように
初詣で京都嵯峨野の野宮神社に参拝したことがあります
野宮は 平安時代 伊勢神宮へお仕えする斎宮に選ばれた皇女・女王が 行幸前に身を清めた由緒正しい聖地 苔の絨毯を敷き詰めた境内の美しさは京都随一 また 樹皮に覆われた黒木の鳥居と小柴垣は源氏物語・賢木の巻でも語られ 物語の情景をいまも見ることができます
野宮は 恋の神様 境内には なでると願いが叶うといわれる お亀石 があります 野宮は 源氏の昔から 女性の想いを見守っています
竹の葉をゆする風が あのひとに とどきますように
ピーターラビットがおなかをこわしたとき お母さんが作ってくれたカモミールティー ほのかな甘みと穏やかな整腸作用 ピーターの心と体をやさしく包んでくれたことでしょう
ハーブティーは 疲れを癒し穏やかな気持ちにしてくれます
青リンゴの香りのカモミール やや酸味のあるハイビスカス メントールの香りのペパーミント さわやかな甘い香りのローズヒップ
そのときどきの気分にあわせ楽しめますね 素敵なカップで素敵な香り 冬にぴったりです
2007年のクリスマス 真っ赤な飾りつけ 街中はきらきらの光 笑顔が素敵な幸せいっぱいなイブの夜です 今日の夜空は満月のお月様 ムーライトクリスマス 北国では 粉雪のホワイトクリスマス
本当にめずらしい満月のクリスマス 光の中 トナカイのソリが忙しそう 煙突がないねって思うと 窓越しに靴下の中にプレゼントを入れてゆく 子どもたちにとって 忘れられない思い出になるでしょう
人は眼に見えないものを信じようとしないけれど この世の中には 思いやりや 優しさ といった眼に見えないものがあります あなたの中にも あるでしょ? だから サンタもいますよ
粉雪が闇の空から舞い降り 枯れ野が白色に覆われています
元気な雪の妖精が北の国から訪ねてくれました 街路樹の七色の光 そして 真っ白な雪 街を行きかう人も 足早です これからの季節 北国は 雪と遊び そして 雪と闘う季節です
凍結した道は危険がいっぱいです でも 生活の知恵があるんです それは重曹とお砂糖 氷を溶かす秘密兵器 塩のように錆びる心配がありません
お掃除にも便利な重曹 北国にはかかせない 生活の知恵です
12月3日は 妻の日です 1995年に凸版印刷が考案した日です
1年の最後の月の12月に 感謝を表す サン(3)クスを語呂合わせしたもの 本当は毎日が妻の日なのですが
愛する奥様に 12月3日の朝 ありがとう って言ってみませんか
北の国から寒気が静かに降り注ぐ そんな晴天の朝 一面は 真っ白な霜におおわれました
昨夜まで元気だった夏の植物 しぼみかけた葉に白い真綿 これを合図に 枯れゆく ああ はかないお別れの瞬間です ありがとう 昨夜まで 花を楽しませてくれた 夏の草花 夕方には 溶けゆくように じわぁとしてしまった葉
結んだ種 大切に保存したよ
ありがとう 今年の草木 みんなの子孫が来春めぶくね でもね みんなの姿 いっぱい いっぱい 撮ってあるよ
北アルプスの峰に白の綿帽子が輝くころ 信州は冬の準備に忙しい季節です
いにしえの暖房 薪割り 囲炉裏の整備 古風な灯りがあります 山から切り出した木々 これを小さくするのは 年長の子供の仕事 なた まさかり お風呂や囲炉裏に焚くように小さくする 信州の生活に子供たちの光景です
青白い煙 家々の煙突 立ち上る煙 古風な風景 信州には まだまだ たなびく 煙の風景 たくさん あります
薪で沸かす五右衛門風呂 ほのかに暖まる 薪の風呂 入ったことありますか やさしいお湯の感触 ふあふあ です
あき ふゆ 紅葉 落ち葉 いままで ありがとう 僕たち ふゆ がんばるよ いままでの木々 本当に ありがとう
10月31日は ハロウィーン キリスト教では あらゆる聖人を記念する祝日とされる万聖節 (万聖節とはキリスト教の聖人を祀する日(11月1日)
起源は7世紀 ローマ教皇ボロフェース4世がローマのパンテイオンをキリスト教の礼拝堂に改め聖人を合祀したことにはじまります そのイブに 秋の収穫を祝い 悪霊を追い払うお祭りが ハロウィーンです
一年で一度 人々にいたずらをしようと現れるお化けたちに見つからないように 自らお化けに扮したのがハロウィンの仮装の始まりです ハロウィーンの盛んなアメリカでは カボチャをくり抜いて作った ジャック・オ・ランタンを飾り 「Trick or Treat! (お菓子くれなきゃイタズラするよ) 」 と言いながら 仮装した子供たちが近所の家々を訪ね歩き お菓子をねだる そんな ちょっと怖くて楽しいイベントが ハロウィーンです
さあ ハロウィーンは お化けに変身する楽しい時間 男の子は イタズラ好きなハロウィーンの主役パンプキンマン 女の子は 小さくてかわいい魔女に変身してみましょう どんな魔法を見せてくれるのかな
実際にカボチャをくり抜いてランタンを作ったり 小さくなって着れなくなったお洋服で パンプキンマンや魔女の衣装を作ったり お母さんと遊べる洋裁の時間も素敵です
夕闇のお庭やベランダにランタンを置いて さあ 出番だよ みんなを驚かせてあげましょう ランタンの黄色い光 お化けに驚くみんなのしぐさ きっと きっと 家族やお友達が わ〜 きゃ〜って はしゃいでくれることでしょう
ハロウィーン・ホラー・ナイト . : * ・ ゚ ゚ ・ * : . パンプキンマン 魔女 さあ みんなの出番だよ
朝食の定番の卵 卵焼き 目玉焼き 卵かけご飯 どれも食卓を至福の時間にしてくれます
卵はスーパーの安売り品から餌にこだわった ちょっと高いものまで種類は豊富です でも鮮度が命の卵 みなさまはどのようにお買いになりますか 私は なぜか セブンイレブン スーパーのように価格は安くありませんが 特に ご飯にかけて食べる卵かけご飯は セブンイレブンの卵しか使わないこだわりの最中
親鳥の管理 餌の管理 そして流通の管理など 卵の中身と鮮度 これがセブンイレブンにあると思うからです コンビにの白物三点 それは 卵 豆腐 食パンです 卵に限らず 鮮度と品質 食の安全とおいしさを兼ね備えたセブンイレブンの商品
今日の朝も あつあつのご飯にセブンイレブンの卵 さあ がんばるぞ そんな気分です
信州は 銀杏の青い葉が少しずつ色付き始める季節
葉は緑から少しずつ色を変え 青の透明感がなくなり 黄みを帯び やがて黄朽葉になります
かえでなら 赤朽葉 繊細な日本の秋 日ごとに変わる葉の色は 日本の美です
秋色に染まるとき もうすぐです
秋の深まり 街路灯は 早い時間に 点灯します
秋は読書の秋 芸術の秋 味覚の秋 秋の楽しみは数々あります
紅葉狩り もともとは 平安時代に始まった宮廷や貴族の優雅な遊びです 紅葉を愛でながら宴を催し 和歌を詠む 優雅な時間がゆぎてゆきます
紅葉は 葉が色付き始め 3週間後が見ごろといわています 北海道は10月上旬ころ 東北が10月中旬 それ以南の地方は10月中旬から12月月上旬ころです
紅葉は赤くなる葉と黄色くなる葉があります 葉の緑色はクロロフィルという葉緑素によるもの 葉の内部には クロロフィルと 黄色の色素のカロテノイドなどがあります
黄葉するのは 秋になると クロロフィルが分解されてカテノイドが残るためです 紅葉が起こるのは 秋になると葉でつくられた糖分が枝に送られず葉に蓄積され この糖分が分解されて赤い色素のアントシアンに変わるからです
秋の深まりとともに 街路樹も赤や黄色に染まってゆきます
十返舎一九 「東海道中膝栗毛」 江戸時代 伊勢神宮の参拝に出掛けることがブームでした
伊勢神宮は 天照大神などの御祭り社 「すべてはお伊勢さんのおかげだ」 という 伊勢信仰が生まれました
岩波文庫 「東海道中膝栗毛」の解説 その中で おかげさま という表現があります
その道徳観とは 「実るほど頭の下がる稲穂かな」 と思います
伊勢は祭りの季節 門前町の閉ざされた江戸の老舗が寂しいです
信州は街路樹が黄金に染まり始めるころ
上高地 乗鞍 駒ケ岳 鮮やかに映える紅葉の景色は錦秋です 冷え込んだ風のない朝 桑の葉は あっという間に 葉が落ち 裸枝 冬枯れの姿になります
枝の上の葉が落ち そして 下の葉を次々に落とす カサカサと控えめな音をたて 昨日まで緑を残す葉であったのに
秋が深まる風景は 寂しさを感じます 歳時記では 秋思(しゅうい)と言います
北海道では初雪の便り 長野県の峰々も あと少しで雪のころ 長野市の初霜の平年日は10月26日 庭に咲く 朝顔の花も 初霜のそのときまで あと 数日です
旧暦10月は かんなづき です かみなづき かむなづき とも言います 全国の八百万の神々が出雲に集まり それまでお願いされた 男女の縁を決める そんな 厳かな月という説もあります
徒然草第200段 十月を神無月と云うて 神事に憚るべきよしは 記したるよしは 記したる物なし 但し 当月 諸社の祭なき故に この名あるか また 台風などの雷がなくなる季節が過ぎた 「雷無し月」
そして 「醸成月」(かみなしつき)」 新しい穀物で酒を醸造 翌月の新嘗祭のお酒とする 万葉集には 「味飯(うまいい)の水(酒)に醸成(かみなし) ・・・ 。」 とあります ・・・ 。
神の旅路と同時に 季節は 秋に向かう 今年の秋 急に 来ましたね
9月14日午前10時31分01秒 月周回衛星「かぐや」を搭載したH2Aロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられました
月まで約38万キロ かぐや姫が住み ウサギさんがお餅を搗くお月様 でもお月様は不思議です いつも見えるのは同じ模様 光学秤動といって 見えるところが日によって違いますが お月様の表面積の41パーセントの部分は見ることができません
「かぐや」は この見ることのできない月の裏側を見せてくれるかもしれません 闇夜の月の裏側 ウサギさんの巣があったりするかもしれませんね
お月様は 源氏物語の桐壺の巻では桐壺の死を暗示するものとして月光が使われ 更科日記では 稚児の寝顔に月の光がさしこむのを恐れて袖で光をさえぎり なぜか 物語の月は 忌み嫌われてます
そして 「竹取物語」のかぐや姫は 月から来たお姫様の物語 平安時代の初期に綴られた 日本最古の物語のひとつです 月は けがれのない国 月で罪を犯した 「かぐや姫」 が島流しのため 地球に送られたのかもしれません
9月25日は中秋の名月 ススキの穂 おだんごをお供えして 神秘の光に ごあいさつしませんか
そうそう お月様は 毎年 約3.8センチずつ 地球から遠ざかっています 私たちの気づかない間に 月のお姫様との距離がひろがっています
桐の紫の花 ピュアな空気 安曇野は残雪が真っ白に輝く朝を迎えます 真っ青な空 凛とした北アルプスの峰々 感動です
出勤のとき まじかに見える アルプスの峰 都会では 絶対に味わえない 至福の極みです 信州に暮らす 醍醐味です
残雪が融ける形を雪形といいます 少女であったり お爺さんであったり 農耕の目印であったり 朝日に輝く姿は 自然の美しさです
冷たい雪解け水に 小さな稲穂が水田にそよぐころ 雪解けの高山は 小さなお花が咲く そんな季節です
木漏れ日の若葉 元気だねって 言いにきませんか 大糸線沿い いまが 素敵です
春風がそよさよ吹き まさに 春風駘蕩の言葉を描いたような一日
郊外の雑木林はこもれる若葉の陽光に雪国の春をほあって感じます
子どもたちの歓喜 大人たちの静かな視線 自然に癒される時間です
長野県松本市 市制100年の街 輝く人 きらめく未来 100彩 彩りの記念の年です
街路樹の白いハナミズキの花は心を清々しくしてくれます
ハナミズキは桜の苗木の返礼 明治の末 ワシントンのポトマック河畔に桜を植える計画を知った東京市長尾崎行雄が苗木を送った返礼として 大正4年に日本に贈られた花です
はなみずき 清楚な響き 白や薄紅の花は 通勤 通学の忙しい気持ちを ほあほあの心にしてくれます
はなみずき 日本と米国を結ぶ花 しあわせの象徴の花 今年も ふあふあの 真綿の花が風に揺れています
万葉集 「春雨に争ひかねてわがやどの さくらの花は咲き初めにけり」 ほぁってする さきそめの素敵な歌です
桜は田んぼの神様が山から戻られたときに宿ったと 信じられている神聖な花 むかし 田は「サ」 「サ」は神様が宿る座(クラ) このつながりから さくら と名づけられた神木です 花見の「見る」は 「占う」の意味があります
桜の開花予想 発表と同じくして寒気が北から流れ 蕾はぶるぶるとふるえています はやく淡いピンクの花 見たいですね
信州 安曇野 残雪の北アルプスと桜 そして 黄色のタンポポ 素敵な季節 もうすぐです
温泉の湯船で 満天の星空を見上げ ふと ことば (表現) とことがら (事態) がかけ離れしまう現代の社会を考えてしまいました
こと と ことばが一致している姿こそが まこと (真 誠) この まこと を持つ人を みこと と呼び 尊ぶ それが 日本人の畏敬の心です
言葉は心 まごころある言葉 まことの言葉 行動 それが一致することが必要です
事件 捏造 偽装 病める日本人の心が痛ましい
五節句の上巳(ジョウシ)の節句 または 桃の節句です
雛人形の原点は 穢れを流す人形(ひとがた) 室町時代後期 人形は紙や土製の雛人形に変わり 江戸時代には 厄除けの風習が女子の幸せな結婚願う行事になってゆきます
このころの女性の憧れは婚礼です 殿上公家の婚礼を模した内裏雛 江戸の上流階級の文化は その後 明治期に庶民にひろまります
甘い桃の香り 素敵なお雛様 女の子のひとときです 大きな家では豪華なひな壇飾り でも 集合住宅では男女一対の内裏雛 我が家の娘には 本当に小さな雛飾り ごめんね
節分は 鬼は外 福は内 豆撒きが行われます
日本では 鬼は 先祖の霊が姿を変えたもの 悪霊や災いから私たちを守ってくれものと 信じられていました
その鬼が なぜ 豆を撒かれ 追い立てられるのでしょうか それは 諸説です
中国で行われていた 季節の変わり目に 邪気を鬼に見立て 桃の矢と葦の矢で 鬼を払う行事 遣唐使によって日本に伝えられ 鎌倉時代まで行われていました
そして 室町時代に中国・明の習俗の鬼を追い払うために五穀を撒くが伝わったという説 または 日本で古来から行われていた病害虫を退治するため 穀霊が宿るといわれる五穀のひとつ 大豆を撒いて悪霊を抑えるなど いろいろな説がきかれます
鬼と大豆
日本の祖霊 鬼 古来の祖先の霊は 節分に豆を撒かれる 先祖の霊は 複雑な心境です
厳かな三が日 うららかにお過ごしですか そして来週8日は成人式 20歳になり責任 自覚を戒める大切に日です
その昔 成人は時代や地域 階層によって成人と認められる年齢は違っていたといいます
古代の農耕時代 年齢ではなく一定の労働力や言動など 共同作業がともにできると認められることが条件 また 女性の場合は 子供を産めることが成人の条件 初潮があれば成人と認められたと言います
若者組 娘組 成人の証の集団に入り 大人の振る舞いや村のしきたりなど 先輩から指導を受ける 心身ともに鍛えられ 更に成長する
地域が一人前の大人に育てる 古き日本には 美しい集団教育がありました
美しい国 いまの日本で 美しい振る舞いを学ぶ そんな 集まりは あるのでしょうか
玄関の松飾が星明りに照らされ 大地は白く輝く 歳移りの厳寒の夜
そして静寂の元旦の夜明け前 美ヶ原の峰が薄い黄色(東雲)に変わるころ 星の輝きが淡くなり 北アルプスの薄灰色の雪山は 薄紅の峰に変わります
新春の朝は 凛とした風情 陽光が白の大地に降り注ぐとき 草の葉の霜が 黄金色に輝く
神の宿る峰 風雪がなびく 峰は 粉雪までが 紅に染まる 信州の元旦は 厳かな初日が素敵です
大晦日の夜 108の鐘を撞くことで1年の穢れを祓うもの 除夜は災厄を除く夜です
江戸時代までは日没から日没までが1日 夕方までにお正月の準備を終え 日没後 家族が集い年神様を迎える年神祭を行い おせちをいただきました
大晦日 家族が集い 一年の無病息災に感謝する 厳かな夜です
おせち料理は御節供 季節の変わり目 節 に神に供える食物です
私たちは神様に供えたものと同じ物を食べることにより 神の力を体内に取り入れていました また おせち料理は地元の食材を使い 毎年 同じ物を作るといいます これは 先祖の食べ慣れたものでないと祖霊が迷い 子孫の元に帰りつけないとも 言われます
昔は正月三が日は家事労働を休みました お正月は おせち料理で食事をしていて おせち料理はお正月の保存食 また 農業が始まる春に向け体力を付ける御馳走です
皆さまのご家庭のおせち料理 母の味 家庭の味 伝統の味 大切にしたいものです
お正月の用意 家の内外を清め 松飾やしめ縄 準備が忙しいとき
お正月は年の始めに祖霊を年神として迎え 前年の豊作に感謝し 新しい年の豊穣を願う伝統ある祀りです 年神の依代が鏡餅 鏡が神聖視され御神体ともされたことから 丸いお餅を鏡にみたてたので鏡餅と言われます
大小のお餅を重ね 橙やウラジロ 昆布 ミカンなどで飾ります
昔は大きな鏡餅のほかに小さな丸餅をたくさん作り 家長が家族に配りました 小さな丸餅は年神様が子孫に分け与える魂の意味があります これがお年玉のルーツです 年配の方が言う 数え年 お年玉をもらうことによってお正月に1つ年をとる 伝統的なお正月の行事です
皆さまの御家庭では どのような お正月の準備ですか
白馬の高原は真っ白な雪の季節 つい 昨日までの枯野は 純白の衣に包まれ 季節の原点に戻りました
雪の妖精が遊ぶ冬 道の駅で リース 花飾りを買いました
新雪のころ 白馬は一番静かなのかもしれません スキーシーズンの前 ふぁ ふあ ふあ って 降る初雪 あの場所も 新雪におおわれた ことでしょう
シュー ぷ〜 スキー スノボーの季節 もう少しです
学園祭 発表会 競技会 秋は まとめの季節
山里の小道 さくさくと落ち葉を蹴散らす ふあふあの落ち葉 あか きい ふあ はぁ
ほぉっとする けむる 空気 もぁ 湿気のただよう 初冬の季節 惜しむ季節 寒い冬は もう すぐです
北国は霜の季節 枯れまどう草花 朝の光に輝く 露 きら きらっ 一瞬の輝きです ふぅ 襟を立てる 朝 玄関 ひぇ あのときの朝 もうすぐ です
11月は なにか 不思議な季節 10月の余韻 えっ もう 12月だよって 日にちによって 不思議に感じます
セピュア色の季節 少しずつ白黒に変わる季節です 衣類の色が 黒に変わる そんな 季節です
子供は 未来人 可能性が いっぱい いっぱい ある 素敵な すばらしい 輝きが あります
秋風が心地よい季節 すすぎの穂が風にゆれ お月様がふぁと輝いています
縁側には すすきの穂 里芋 米ぬかで作ったお団子をお供えします すすきは神様が降臨する依代です 畑作中心だったころの日本 お月様は信仰の対象でした
月でお餅をつく兎 月光菩薩の化身 また 月の象徴です 月の光の射すところに兎を置くと お月様が連れて行ってしまう 十五夜の晩に その年に初めて作った稲穂を兎が月に持っていく さまざまな言い伝えがあります
お月様の清純な輝き きらきらお月様が輝くのは 兎が月ではねているのかな
小さい頃からの夢 心に決めた仕事に向け進路を変更した長男 今日 新たな学校に入学しました
高い競争率の試験を乗り越え 夢の学び舎に学ぶ 本当におめでとう 頑張ったね だけど これからが大変だよ 入学は通過点 これからが真剣勝負のとき 卒業まで 多くの難関があるだろう 心を引き締め 乗り越えていってほしい
厳しさ それは プロの基本 忘れないように おめでとう
国産旅客機YS-11型機が国内の定期旅客輸送から引退しました
沖永良部島空港を離陸した機体は約1時間半後 鹿児島空港に着陸 定期旅客輸送から引退した瞬間です 182機が製造されたYS-11 多くの方が搭乗され空の旅を楽しまれたことでしょう
国内に残るYS-11は 日本エアコミューターのほかに 海上保安庁 自衛隊などで30機 このうち国土交通省の空港無線設備検査用の2機が来春に引退 その他は継続して使用するようです
あの独特のエンジン音 優雅な機体 9月30日は碓氷峠の廃線の日でした なにか 時代が変わる それが 今日 9月30日 なのかもしれません
草木の葉に小さな水滴が朝日に輝く季節 秋風が心地良いですね
白露を過ぎるとヒマワリの黄色やダリアの赤など燃える夏の色から秋の白い花に野辺は変わってゆきます
そばの花 白芙蓉 白粉花など 清楚な花の季節の始まり それは 紅葉の華麗な風景までの余白の季節なのかもしれません
草木の小さな水滴は わずかな時間で消える はかない時間 なにか 人生のよう
通勤通学 あの街角 あの花に 小さい水滴 ありませんか
長野新幹線開業で廃線となったJR信越本線横川・軽井沢間の碓氷峠区間 通称 横軽に再び汽笛が聞こえるかもしれません
平成9年9月30日に廃線になって約9年 EF63型電気機関車がすべての電車の横川側に2両連結されて峠を登り下りする様子は鉄道ファンの心を魅了していました
廃線の夜 多くの鉄道ファンに見送られながら最終電車を見送ったあの日 つい昨日のようです 独特のブロアー音 機関車のたくましさ 廃線まで何度となく訪ねた横軽 すすきの穂が風に揺れていた 廃線のあの日
廃線後の鉄路を管理する財団が特定目的鉄道として復活を計画 思い出の峠に汽笛が響く日が楽しみです 横川駅前には 碓氷峠鉄道文化村があります 日本の各地で活躍した機関車などが展示されています
横浜アリーナで開催された 横浜 ハイスクール ミュージック フェスティバル 2006 高校生のミュージックの祭典 高校生の音楽の甲子園と言われている大会です
全国約315組のバンドまたは個人が音源審査 演奏審査を経て 最終決戦に20組が出場しました このサイトの長女が個人で出場しました
1万人が収容できる大ホール 最高の音響 感動 思い出 緊張 ・・ 可能性の瞬間です
自ら作詞作曲した曲のギターの弾き語り 表彰は4チーム その中で長女は 特別審査員賞を受賞しました
応援していただいたみなさま 本当にありがとうございます
迎え盆は 家族で墓地に向かい 先祖の霊を家に迎える 行事です
長野県北部地方では 墓石の前で かんば (白樺の木の皮を乾燥したもの) に火を付け その火をちょうちんの蝋燭に移します ご先祖様は この蝋燭の灯に導かれ 生前の家に戻ります
提灯を持つのは 小さな子供の役目 暗くなる道を 一生懸命に 照らします 迎え盆は みなさまの地方では どのような 作法がありますか ぜひ 小さなお子様に いろなんこと 教えてあげてください
暮れ行く家までの道のり 昨年の盆と変わったことを話します 新築 慶事 不幸 農業など 日頃 仏壇や墓前に報告することを 導きの道で ひとつすづ 報告する 田舎の盆は いまの営みの実際を 見ていただくことから始まります
仏壇にお迎えした先祖の霊 灯明は御先祖様がお帰りになるまでの道標 あの頃の写真帳を開き 御先祖様の思い出を語り その教えを確認する お盆は そんな 厳粛な行事です
ぜひ 訪ねた子供たちに 先祖供養のこと お線香 お供え お水 など 厳粛な先祖供養の諸行事を教えてあげてください
旧盆に親元に帰省し 親族と集い 友人と再会する 楽しみですね
お盆はお墓参りなどをすることから 仏教行事の盂蘭盆会と思われていますが いにしえの日本では7月に一族が集い 先祖の霊を迎え 収穫物をささげ 生活の繁栄を祝う祖霊迎えの行事がお盆でした
釈迦の教えに従い 釈迦の十大弟子の1人 目連(もくれん)が7月15日に母の供養を行ったお盆は 中国で道教の影響を受け 先祖だけではなく 生きている両親の供養にまでひろがり 日本古来の先祖祭りと習合し 仏教色の強いお盆行事に変遷しました
お盆は 不幸がなく 両親が健在な家では めでたい盆として 親の長寿と健康を祝う日でもあります
また会える日まで元気で 一家が繁栄しますように 家族が集まり 思い出話や将来のことを語り合う お盆は そんな素敵な日ですね
信州の高原は まばゆい光りが注ぎ 萌え出る草が素敵な草原を作っています
そよ風が流れる 曠野(こうや) 野芳(やほう) ひろびろとした草原に愛らしく咲き香る ニッコウキスゲや高山植物の高原が思い出されます
漢字には 心に染みる表現がたくさんあります 野は埜が古い字形 林と人の住むところを意味する土 もとは郊外を意味します
季節と情景を思い浮かべてくれる 漢字 素敵な表現してみませんか
信州の高原は 星が散りばめられ 宝石箱の輝き 七夕の 織姫 彦星 夕方の東の空 織姫は彦星よりも早く天に昇り 西の空では一緒に沈む そんな ほほえましい瞬間が素敵です
織姫星のベガの近くに ダブル・ダブル・スターと呼ばれる4つの星があります 二人の子供たちなのかもしれませんね そして 北天に輝く きたかんむり座はバッカスが王女アリアドネに結婚のプレゼントに贈った七星の冠 星には素敵な伝説がたくさんあります
笹の葉の短冊 お願い書きましたか 朝露で磨った墨 神聖な滴 夢あふれる素敵な瞬間です
夜風にゆれる笹の葉の音 神さまが 短冊のお願いは なに って 尋ねにきてくださったのかも しれませんね
小川のせせらぎ 雨に濡れるあやめの花 雨が似合う花は 心を静かにしてくれます
あやめの仲間は カキツバタ ショウブ ハナショウブ アイリス どの花も 雨の季節を教えてくれます 特にアイリスは 虹の女神 という意味があります 雨上がりの七色の虹のように ほぁ ほのかな 優しさが素敵です
小雨には 風流な呼び方があります 零雨 涙雨 小糠雨 糸雨 疎雨 微雨 朦雨 袖笠雨
ひと湿りの雨 あのときに降っていた雨は どの雨ですか
信州 安曇野の春は 北アルプスの残雪 せせらぎ 畦道の黄色いたんぽぽ ほあっとする 素敵な春の自然があります
オフロードバイクで訪ねると たくさんの発見があります 道祖神 レンゲの畑 せせらぎ
ぜひ 雪融けの冷たい水に触れてください それは 寒さに耐えた村人への 自然からのプレゼントです
鯉のぼりが舞う信州 きっと きっと やった〜ねって 感動があります
お待ちしていま〜す ちょっと PR になってしまいましたね 安曇野 日本の素敵な田舎があります
桜は 竹田出雲の仮名手本忠臣蔵歌で 「花は桜木 人は武士」 と判官の切腹の場に桜が散ります
咲き誇る短い日々の美しさ 華麗な散り際 農耕の神が宿る神聖な木 江戸時代初期に武士から嫌われていた花は 月日の移り変わりとともに心の花になりました
武士道は 禅に影響を受け 「情」 を重視する葉隠武士道 儒教に影響を受け 「義」 を重視する徳川武士道 があります
武士道は 長い間 道徳律として人の生き様を律してきました ただ 戦時中の 「武士道とは死ぬことと見つけたり」 は悲しいことです しかし 誰かのために誠心誠意を尽くす 死は 禅の教えの 無我の境地なのかもしれません
美風 桜 日本人の心 春風にそよぐ 真綿の花びらに やさしい母のぬくもりとともに 桜には 日本人の 義理 人情 浪花節 そんな心があるようです
東京都 国立( くにたち )市 JR中央線国立駅前は 大学通り 全長1.2キロ 幅40メートルの直線道路は 桜のピンクの花びらに包まれています
国立駅の 赤い三角屋根から南に真っずくに延びる道路は 車道と歩道を隔てるように 交互に並んだ桜とイチョウ 石畳の歩道にはフランス製の街灯 ゆっくりとお散歩できる素敵な空間です
この季節 ソメイヨシノ シダレザクラ オオシマザクラなど 211本の桜が素敵です ふぁ〜とした風 澄んだ青空 行きゆく人々 あったかいな って感じが すきです
夏は鮮やかな緑が木陰を作り 秋には色とりどりの落ち葉が舞い 冬枯れの木立にはイルミネーションが きらめきます 季節ごとに表情を変える 国立市のメインストリート
国立は大学の街 素敵な青春を謳歌する若者の熱気があります ほんわか まったりできる 素敵な街 です
長男の高校の卒業式が挙行されました
君はがんばった 本当に頑張った 青春を謳歌し勉学そしてクラブ活動も充実していたね たくさんの先輩 学友 そして 加わったサークルの仲間達 本当に青春を謳歌し たくさんの社会のしきたりを学んだね
4月からは大学生 新たな先生や友と触れ合うことができる さあ 羽ばたけ さあ 社会に役立つことを学べ さあ 本当の心を学べ いつまでも 周囲の人々から信頼されつづける人になれ
卒業後も母校のクラブ活動の指導者として活躍するね 後輩に いま持つ君の技術や技能 そして 君の あたたかい心を後輩に伝えてほしい
高校 卒業 おめでとう がんばったね
太宰治は名作 「津軽」で 雪には こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪の7種類あると記しています
きょうはどんな雪が降っていますか
春の定義は 天文学では 春の期間を 春分の日から夏至の前日までとしていますが 暦の春は 中国の黄河中・下流域で成立した季節カレンダーの旧暦(太陰太陽暦)の24節気の立春の日を春の始まりの日としています
春の言葉は 「万物のハル(張)時」「春は晴天の多いことからハル(晴)」などさまざまな説が聞かれます
寒い季節に本当の春を待つ 「待ち遠しい」(待つのが長く感じられる) 「待ちわびる」(待ちくたびれて待つ気力を失う) 「待ち兼ねる」(来ることが遅くて待ち切れなくなる) 「待ち過ごす」(待って月日をすごす) 「待ち焦がれる」(じりじりして待つ) 「待ち尽くす」(懸命に待ち続ける)
春の妖精は 一生懸命に春を探していることでしょう みなさんの身近な自然 少しずつ春の装いになっていませんか
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