金峰山 (きんぼうざん、きんぽうざん) は、熊本県熊本市西区の旧飽託郡河内町の一ノ岳を中心とするカルデラ式火山

四国の野の花はこちらでご覧ください 
SEIKATSU | CASSIOPEIA | LINKNAVI | YUMENET | MIMISUMA | TOP


2015' APR 25 Message

金峰山は、熊本県熊本市西区の旧飽託郡河内町にそびえる標高665mの現在は活動していない火山です。 金峰山とは、一般的には一ノ岳を指しますが、中央火口丘とする二重式火山で、熊ノ岳(685m)(二ノ岳ともいう)や三ノ岳(681m)・荒尾山(445m)などの外輪山を含む山の総称です。ほかに河内山、小萩山、花岡山、独コ(金ヘンに古)山、離れた所にある立田山も外輪山です。 * ♪


+ + 金峰山は、熊本県熊本市西区の一ノ岳を中心とするカルデラ式火山 + +

■金峰山
金峰山は、熊本県熊本市西区の旧飽託郡河内町にそびえる標高665mの現在は活動していない火山です。
金峰山とは、一般的には一ノ岳を指しますが、中央火口丘とする二重式火山で、熊ノ岳(685m)(二ノ岳ともいう)や三ノ岳(681m)・荒尾山(445m)などの外輪山を含む山の総称です。ほかに河内山、小萩山、花岡山、独コ(金ヘンに古)山、離れた所にある立田山も外輪山です。

■金峰山の形成
金峰山の形成は、阿蘇山より古く、過去100万年以上かけて徐々に形成されたとされ、火山活動は56万年から50万年に火山活動が活発となり外輪山の縁(へり)の崩れたあたりが噴火して現在の二ノ岳、三ノ岳が誕生した。その後西山地域にカルデラ湖が形成された。20万年から15万年前に最後の噴火が起こったようです。最後に出来た溶岩ドームが一の岳で、同じくカルデラ式火山で熊本県の東部に位置する阿蘇山が「火の国」熊本のシンボル的な存在となっていますが、金峰山は熊本市を象徴する山として親しまれています。


■アンテナ群
金峰山の山頂には、テレビジョン放送・ラジオ放送送受信設備が設置されているほか、JR無線中継所などの通信施設のアンテナが林立しています。

■山頂からの眺望
山頂の展望台からは、写真のように、有明海の湾奥、佐賀平野から島原半島、天草諸島の島影が眺望できます。また、周辺部では、巨石がいくつも横たわり宗教遺跡とみられる拝ケ石巨石群、宮本武蔵が籠もって五輪書を書き記したことで知られる霊巌洞(岩戸観音)、五百羅漢のある雲巌禅寺、熊本から小天温泉までの旅を題材にした夏目漱石の小説「草枕」の一シーンに登場する峠の茶屋、また東側の麓には宮本武蔵ゆかりの美術品等を収蔵する島田美術館や加藤清正の菩提寺本妙寺などがあります。
■蔵王権現社
山頂には、蔵王権現社の境内になっています。蔵王権現社は、明治以降は金峰山神社と称されています。金峰山はその昔は飽田山と呼ばれていましたが、天長9年(832)に純和天皇が奈良県の金峰山蔵王権現を勧請して以来、金峰山に改称されたと伝えられています。その後、元弘2年(1333)菊池武重が、河内浦から上陸した備前勢と戦ったとき、蔵王権現社に祈って勝利を得たため、神の小手をかざして味方の勢を見給う姿を自ら一刀三礼して刻んだのが現在の御神体であるといわれています。
菊池氏のあとも加藤・細川両氏が崇敬と保護を加えてきました。
現祭神は金山毘古・金山毘売の両神と安閑天皇です。と社殿脇の説明板に書かれています。

●自然情報
■九州
●九州の神社
■TOP

●金峰山湧水群

●夏目漱石「峠の茶屋」

●自然情報
■九州
熊本市の風景
■熊本市



♪ 。 . : * ・ ゚ ゚ ・ * : .        . : * ・ ゚ ゚ ・ * : . 。 ♪
1998-2015 itigoNet & StrawberryClub, internet cection Since 1998.12.20

当ホームページ内の画像およびイラストなど全ての内容につきまして無断転載・転用を固くお断りいたします。