■ 長浜大橋 バスキュール式(跳ね上げ式)可動橋 長浜大橋(ながはまおおはし)は 愛媛県大洲市の肱川河口にある道路橋です 全体が赤く塗られていることから、地元では「赤橋」の愛称で親しまれています 1998年には国の登録有形文化財に登録 2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定さています
長浜大橋は 船を通すため 中央部の18メートルの区間を跳ね上げて開閉することができるバスキュール式(跳ね上げ式)可動橋で 日本で現存する道路開閉橋としては最古です 毎週日曜日の13時に点検を兼ねて開閉といいます この肱川は 肱川あらし(ひじかわあらし)といい 初冬の朝 大洲盆地で発生した霧が肱川を下り 白い霧を伴った冷たい強風が河口を吹き抜ける現象が見られます
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■ 「赤橋」 冬型の気圧配置が緩んだ日に、大洲盆地と瀬戸内海(伊予灘)の気温差が原因で陸地において地表が放射冷却によって冷え込み発生した霧が山脚が河口付近まで川の両岸に迫っている特異な地形をしている肱川下流から一気に海側に流れ出す現象が生じるといわれています。
大規模な時は霧は沖合い数キロに達し、風速は可動橋として知られる長浜大橋付近において時速15キロ以上とされています。 肱川あらしの様子は 河口近くの小高い山の上にある「肱川あらし展望公園」がおすすめと言われています
次回は肱川あらしの瞬間を尋ねて動画をアップしたいと思います ご期待ください |