■天草は熊本県の南西部に位置する島々で、周囲を東シナ海・有明海・八代海という3つの海に囲まれています。 熊本県の宇土半島先端の三角から大矢野島・天草松島を経て上島に至るルートは、昭和41年に開通した天草五橋でつながっており、「天草パールライン」と呼ばれています。上島と下島とは、天草の中心地である本渡の市街(下島)の近くで幅約100m、長さ約3Kmの細長い本渡瀬戸によって隔てられていますが、ここも昭和49年に開通した天草瀬戸大橋と本渡瀬戸歩道橋で結ばれています。 天草は熊本県の南西部に位置する島々で、周囲を東シナ海・有明海・八代海という3つの海に囲まれています。美しい青い海に浮かぶ大小さまざまな島や緑深い山々などが織り成す雄大な景観をはじめ、季節を問わず一年中楽しむことのできるイルカウォッチングや日本最大級の肉食恐竜の化石が発見された恐竜の島、南蛮文化やキリシタンの歴史を伝える施設などがある、自然と文化に育まれた島です。
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四季ごとの花が咲く丘の上には、天草・島原の戦いで民衆を率いた天草四郎像やお墓がある。また、そこからの眺めは最高 天草四郎公園のそばには、「愛の鐘」
| ■天草四郎像 天草四郎公園にある天草四郎の銅像。隣接の天草四郎メモリアルパークは、南蛮文化とキリスト教伝来の様子を映像などのメディアと資料で紹介する歴史テーマ館です。
天草四郎を中心とした島原・天草一揆、自由平等を求めた戦いであったことを今に伝えます。 ■天門橋掛替 天門橋は、宇土半島と上天草市の大矢野島との間の三角ノ瀬戸に架かる橋。天草五橋の1号橋は、掛替工事が進んでいます。三角ノ瀬戸は三角港や八代港へ出入りする航路となっていることから、当橋は大型船が通行できる高さがあります。
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