■祭神 海童神 (神武天皇の御母様・玉依姫命)・大山祇神・大皇産霊神・小一領神・菅原道真公の五祭柱 ■創建 元明天皇の和銅六年(西暦713年)元明天皇の御勅願によって建立されました由緒ある神社です。 |
■御神徳 古くから御神厚く開運招福・商売繁昌・病気平癒・縁結びの神として、御霊験あらたかにまします。特に胃腸病、脱腸病等の平癒の神様としてご利益厚く県内県外からの御参拝の者の方々が多くあらわれます。 ■えいの魚との関係 住古、海童神が大きな「えい」の肴の背中に乗って宇土半島を乗り越えようとして陸に上がり、そのまま鎮座なされたとつたえられています。その御座り「えい」の魚が今の鎌田山で、その尾にあたる部分に永尾神社が建立されました。この地好きの人々は「えい」の魚を神様の春風として大事にし、決して食用には供せず、崇敬者の方々も食べない方が多いようです。 別名、剱神社とも言われ、「えい」のしっぽの剱に相当する位置にあるので、この名があります。 |
景行天皇と御ゆかりも深い「不知火」(古くは竜燈とも言う)は旧暦の八月一日の八朔の前夜即ち旧暦の七月三十日(新暦では年によって違う)の深夜、神社の前方の「不知火海」の沖に明滅いたします。「神秘の火」として当夜は県内県外からの多くの観望客の方々で賑わいます。 |
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■ 永尾神社 景行天皇と御ゆかりも深い「不知火」(古くは竜燈とも言う)は旧暦の八月一日の八朔の前夜即ち旧暦の七月三十日(新暦では年によって違う)の深夜、神社の前方の「不知火海」の沖に明滅いたします。「神秘の火」として当夜は県内県外からの多くの観望客の方々で賑わいます。 |
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■ 「不知火海」の沖に明滅する「神秘の火」 松尾神社の小高い丘の境内から不知火海の神秘に火が見られる日があります。境内の説明板では、平成28年は8月31日のの夜、9月1日未明に見られたと写真付きで書かれています。 不知火を説明板では、旧暦8月1日(八朔)の未明、八代海(不知火海)の海上に「不知火」と呼ばれる不思議な火が現れます。 不知火は、漁火や対岸の街明かりなどの光源が、日中に暖められた干潟上の暖気と夜間の放射冷却による冷気からなる複雑な空気層により、異常屈折して起こる蜃気楼現象の一種とされています。八代海の干潟の形状、潮の干満差、風光と風速、海水面の気温分布など、様々な要件が満たされて初めて現れる自然現象です。 「日本書記」によると、景行天皇が九州巡幸の際に八代海を航行中に夜になり方角が分からなくなったところ、遠方に見えた灯火を目指して進むと無事に着岸できたといいます。 景行天皇が、住民に火のことをたずねたところ、誰も知らぬと答えたことにより、「(誰も)知らぬ火=不知火」と名付けられました。 |
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