住古、海童神が大きな「えい」の肴の背中に乗って宇土半島を乗り越えようとして陸に上がり、そのまま鎮座なされた。


永尾神社 不知火


■「不知火海」の沖に明滅する「神秘の火」
不知火を説明板では、旧暦8月1日(八朔)の未明、八代海(不知火海)の海上に「不知火」と呼ばれる不思議な火が現れます。
不知火は、漁火や対岸の街明かりなどの光源が、日中に暖められた干潟上の暖気と夜間の放射冷却による冷気からなる複雑な空気層により、異常屈折して起こる蜃気楼現象の一種とされています。八代海の干潟の形状、潮の干満差、風光と風速、海水面の気温分布など、様々な要件が満たされて初めて現れる自然現象です。
「日本書記」によると、景行天皇が九州巡幸の際に八代海を航行中に夜になり方角が分からなくなったところ、遠方に見えた灯火を目指して進むと無事に着岸できたといいます。
景行天皇が、住民に火のことをたずねたところ、誰も知らぬと答えたことにより、「(誰も)知らぬ火=不知火」と名付けられました。


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