■二所山田神社 明治40年(1907)、二所大明神と山田権前社を合わせて祭り、お宮の名も二所山田神社としたものです。 二所大明神は、今からおよそ1080年も前からあるお宮で、祭神は、八千矛神・大物主神の二神です。 山田権前社も、今からおよそ1100年前のお宮で、伊勢の国(三重県)山田郷より勧請したものといわれています。祭神は、天照大御神と豊受大神の二神です。 このお宮の境内にある菅原神社の夏祭りは有名です。御神幸や網代に奉仕する裸坊大行司・小行司、大名行列、長持ち行列などが列をつくってにぎやかです。 中でも、子供の引く「ドロ」は、他の地域では見られない地方色ゆたかな行事です。 ■清流通りの巨樹、巨木、名木の探訪 周南市鹿野支所の駐車場には、清流通りの巨木など25本の木の所在地や大きさが書かれ説明板と案内図が配布されています。案内図を参考にして巨樹、巨木、名木を探索するのも楽しいですね。 右の写真の桜は、弾正糸桜、高さは約8m、幹周約2.7mの山口県下最大級のシダレザクラで、樹齢は300年程度と推定されています。戦国武将の陶晴賢の重臣であった「江良弾正」館の土塁跡にあることから、この名が付けられました。と説明されています。
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