高松港は 1988年(昭和63年)4月10日に瀬戸大橋の共用開始までは 国鉄・JR四国の宇高連絡船が就航港として 高松駅と一体となった四国の玄関口として賑わった港です
入港船舶隻数 フェリー旅客数 フェリー貨物トン数が2004年度において全国第2位の日本屈指の旅客港 写真は ウォーターフロント再開発により誕生したサンポート高松の2万トン級岸壁に停泊する 支援母船 よこすか と花畑です
船の祭典2010では 支援母船 よこすか のほか 帆船 「日本丸」 大型練習巡視船 「みうら」 も寄港し 一般公開されています このほかの期間でも 自衛隊の艦船 潜水艦 大型旅客船が接岸することがあり 高松駅に隣接する高松港は 目の離せない港です |
写真は支援母船 「よこすか」 に搭載されている 「しんかい6500」の尾翼部分です 「しんかい6500」は1989年1月19日 三菱重工業神戸造船所において進水式が行われ 一般公募により 「しんかい6500」 と命名されました 同年 メーカーによる公式試運転において潜航深度6,527メートルを記録しています 翌1990年に完成 1991年から調査潜航を開始 日本近海のほか 太平洋 大西洋 インド洋などで 海底地形 深海生物などの調査を行っています
支援母船 「よこすか」 は 深海巡航探査機 「うらしま」 の支援母船でもあります 「しんかい6500」と「うらしま」 は同時に搭載できないため 今回は 「しんかい6500」 だけの一般公開となりました
「しんかい6500」は 日本列島の太平洋側海溝で沈み込む海洋底プレート 深海生物の生態系 深海生物資源の調査など 大深度の調査に利用されることでしょう |