地芳峠　愛媛県久万高原町の県道３８３号四国カルスト縦断線と国道４４０号線の旧道が交差する地点です　現在の国道４４０号線は地芳トンネルの開通によって地芳峠を通らずに高知県梼原町に抜けることができます　旧道の国道４４０号線は道幅が狭く林道の状態です　くれくれも対向車に注意してください
地芳峠は日本屈指のカルスト台地をめぐる快走と超パノラマを楽しめる道の中間点の峠ともいえます　天狗高原　五段高原　姫鶴平　大野ヶ原　坂本龍馬脱藩の道など展望と文化の道です　ぜひ快晴の日をお選びください　特に天狗平から姫鶴平の間は　標高１４００ｍ前後の高原に雨などで侵食された石灰岩等が地表に露出している風景が東西約２５ｋｍにわたって見ることができます　四国カルストは姫鶴平より天狗高原のほうが標高が高いため展望台のように四国カルストを眺めることができます　ルート選びでは　まず　天狗高原から雄大な四国カルストを展望し　石灰岩などを見ながら姫鶴平に走行するコース　東から西に向かうコースがおすすめです

首切峠　香川県仲多度郡まんのう町と綾歌郡綾川町の境　県道１７号線にある標高は２７１ｍの峠道です　県道１７号線は　高松空港から　「みかど温泉」　に至る道路で　国道の近道として利用されています　戦国時代の天正七年１１月２６日　造田備中守宗俊の守る造田城が長宗我部元親に攻められ　造田側は軍勢の差が大きく守りきれず　ほとんどの家来は討死し　造田備中守は城に火をかけ自害しました　生き残った家来も損傷が激しく　その様が非常に哀れであったためこの場所で首を切ったことから　首切峠と呼ばれるようになったといいます　史跡とは関係ないのですが　この県道１７号線は山奥の道路　道路が広く　そしてカーブの連続　高低差もあります　通行する車両は少なく　バイク乗りには絶好の道路　すると　若き白バイ隊員の絶好の練習場となります　戦国時代とは別の意味で怖い道路　若き隊員の狩りのスポットです　くれぐれも　スピードを落として通行してください　特に　首切峠から航空公園入口までは　白バイ隊員の重点出没エリアです