伊予十三仏霊場(いよじゅうさんぶつれいじょう)は1981年に創設された霊場

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2014' SEP 14 Message

惣河内神社は、桓武天皇の延暦22年(803年)久米郡余部郷が野々口郷と河之内郷に分かれた時、河之内の総鎮守として創立されたといいます。また、慶長6年(1601年)に境内に今なお存在する榊に降臨した金比羅大権現を奉祭する「金比羅神社」と当地区日浦部落の「天満宮」の2社を境内社としています。また、松尾山金毘羅寺は伊予十三仏霊場の結願の寺です。 * ♪


itigonet ・ Strawberry-Club IYO 「伊予十三仏霊場」
結願の寺 松尾山 金毘羅寺

■ itigonet ・ Strawberry-Club internet cection ■ 伊予十三仏霊場の寺院
伊予十三仏霊場(いよじゅうさんぶつれいじょう)は1981年に創設された霊場で、13の仏菩薩を本尊とする13の寺と発願の寺と結願の寺合わせて15の寺に構成されています。その内、四国八十八箇所の札所が4か所(太山寺、浄土寺、西林寺、八坂寺)が含まれています。
伊予十三仏霊場の寺院は
発願寺 高棚山 明星寺 第一番 青岸寺 大蓮寺 第二番 西林山 浄土寺 第三番 龍雲山 太山寺 第四番 永徳山河野院 円福寺 第五番 横谷山東河寺 地蔵院 第六番 灌頂山 極楽寺 第七番 瑠璃山 香積寺 第八番 清竜山安養院 西林寺 第九番 西岸山行樹院 道音寺 第十番 熊野山妙見院 八坂寺 第十一番 慈眼山 高根寺 第十二番 東向山 理正院 第十三番 萬景山成就院 成願寺 結願の寺 松尾山 金毘羅寺 です。

四国八十八箇所は ■四国遍路の旅 でご覧ください

■結願の寺 松尾山 金毘羅寺
愛媛県東温市河之内にある寺院です。東温市の国道11号線から国道494号線に進むと「金毘羅さん」として親しまれている松尾山金毘羅寺はあります。
隣接の惣河内神社と併せて、市内最大規模の鎮守の森です。長寛年中の創立で称明寺と称されていましたが、慶長年間、加藤嘉明公によって「金毘羅寺」と改められたといいます。
■惣河内神社
惣河内神社は、桓武天皇の延暦22年(803年)久米郡余部郷が野々口郷と河之内郷に分かれた時、河之内の総鎮守として創立されたといいます。また、慶長6年(1601年)に境内に今なお存在する榊に降臨した金比羅大権現を奉祭する「金比羅神社」と当地区日浦部落の「天満宮」の2社を境内社としています。


松尾山 金毘羅寺 参道
+ + 惣河内神社境内の県指定天然記念物 ウラジロガシ + +

■金毘羅寺参道
金毘羅寺は、国道494号線に面する寺院です。金毘羅寺には駐車場がありませんが、隣接する惣河内神社境内に10台程度の駐車場があります。また、金毘羅寺の先の国道沿いにやや広い駐車スペースがあります。
参道の入口には、右の写真の愛媛県指定天然記念物のウラジロガシの巨木があります。巨木の説明板は、惣河内神社の鳥居脇にあります。山門と本堂までは森の中の石の階段が続きます。秋には真っ赤に染まる紅葉と「百日桜」と呼ばれている晩秋に咲く桜が開花し、紅葉と桜の花を同時に楽しむことができます。
また、惣河内神社は「あじさい」の咲く神社として有名です。たくさんの種類が咲き、特に山あじさいは素敵といいます。今回は初秋に訪ねましたが、次回は、晩秋と初夏に訪ねて、紅葉と桜、そして可憐な山あじさいを見てみたいものです。
更に惣河内神社は、棚田の地域です。国道494号線は棚田をぬうように走ります。春の田植え、秋の収穫時期は特に素敵な風景を見ることができます。

■ウラジロガシ
惣河内神社境内のウラジロガシは、愛媛県指定の天然記念物です
太さ 6.0m 根廻り11.0m 一枝迄直径 3.6m 高さ 約15m
下の写真の説明板では、ウラジオガシを 「樹齢算出は困難ですが、全相老大の風格をそなえており、ウラジオガシとしては全国まれにみるものである。」と説明しています。
また、ウラジオガシとともにご覧いただきたいのが 「百日桜」 のようです。 説明板では、年中に二回に開花する珍しい冬桜の一種。秋より翌春にかけて咲きつづき十二月中旬が最も見頃です。百日桜の名は東洋城翁の名吟「春秋冬 冬の百日 桜かな」 からとる。(社務所の庭池の辺りにあります。) また、散策に訪れます。
説明板では 「一畳庵」 も説明されています。漱石門下松根東洋城の結庵の跡 翁は昭和二十五年夏より二十七年春まで再度来山し、延べ十五か月滞在した。社務所座敷の内縁の一畳庵に起居しつつ地方の渋柿 俳句人達を指導、自ら一畳庵主と称してゆうゆう自適の生活をし、その間壱百余句をのこして去る。」と説明されています。(社務所は、左手高所の古い建物)


+ 金毘羅寺山門 +
+ + + 東温市天然記念物 金毘羅寺の四本杉 +  + +

■金毘羅寺山門
参道口から整備された石畳の階段を登ると山門に到着します。厳かな山門、静寂な空間、一歩ずつ石段を進むにつれ、心は静かになってゆく不思議な気持ちです。悠久な歴史 先達が信仰した仏閣寺院 厳かな瞬間に立ち戻ったときです。東温市の神社仏閣は、いずれも歴史的に格式があります。金毘羅寺は格式もさることながら四季折々の景色を楽しめる寺院です。ぜひ、ご参拝、御見学 なさいませんか。

■本堂の丸に金の瓦
金毘羅寺の本堂は、写真のように丸に金の文字の勇壮な瓦屋根のほか、実に写実的で緻密な彫り物が施されています。このページの一番最初の写真がその彫刻です。やや西に傾いた黄金の太陽の光に輝く様子は神聖な本殿をより厳かな雰囲気としていました。
四季折々の素敵な風景も楽しめる金毘羅寺です。

■金毘羅寺の四本杉
説明板では、東温市天然記念物の金毘羅寺の四本杉を次のように説明しています。
「参道最上部の石段の上、本堂前の左に二本、右に二本ずつの円柱状にあり、大きさは約四メートル前後、高さは39メートル余、寺伝では領主 「加藤嘉明」 お手植えの杉と伝えられています。
後年石垣・石段造築によって、かなり埋め立てられましたが、いずれも、樹皮に赤味がさして、若々しく、真直ぐに天に伸びた幹の偉観は四本の杉の特徴です。
伊予路に大きさで勝る杉はまだありますが、四本そろって名杉は寺社の尊厳高揚に欠かせないものです。
金毘羅寺境内にはほかに猩々紅葉があり、秋の紅葉は寺自慢の一つです。 また、鳥居横の石段の下にあるウラジロガンは県下隋一の巨木である。」と説明されています。



●輝く東温市の風景
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●東温市の神社

浮島神社

水天宮 2014

船川神社



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