■金毘羅寺参道 金毘羅寺は、国道494号線に面する寺院です。金毘羅寺には駐車場がありませんが、隣接する惣河内神社境内に10台程度の駐車場があります。また、金毘羅寺の先の国道沿いにやや広い駐車スペースがあります。 参道の入口には、右の写真の愛媛県指定天然記念物のウラジロガシの巨木があります。巨木の説明板は、惣河内神社の鳥居脇にあります。山門と本堂までは森の中の石の階段が続きます。秋には真っ赤に染まる紅葉と「百日桜」と呼ばれている晩秋に咲く桜が開花し、紅葉と桜の花を同時に楽しむことができます。 また、惣河内神社は「あじさい」の咲く神社として有名です。たくさんの種類が咲き、特に山あじさいは素敵といいます。今回は初秋に訪ねましたが、次回は、晩秋と初夏に訪ねて、紅葉と桜、そして可憐な山あじさいを見てみたいものです。 更に惣河内神社は、棚田の地域です。国道494号線は棚田をぬうように走ります。春の田植え、秋の収穫時期は特に素敵な風景を見ることができます。 |
■ウラジロガシ 惣河内神社境内のウラジロガシは、愛媛県指定の天然記念物です 太さ 6.0m 根廻り11.0m 一枝迄直径 3.6m 高さ 約15m 下の写真の説明板では、ウラジオガシを 「樹齢算出は困難ですが、全相老大の風格をそなえており、ウラジオガシとしては全国まれにみるものである。」と説明しています。 また、ウラジオガシとともにご覧いただきたいのが 「百日桜」 のようです。 説明板では、年中に二回に開花する珍しい冬桜の一種。秋より翌春にかけて咲きつづき十二月中旬が最も見頃です。百日桜の名は東洋城翁の名吟「春秋冬 冬の百日 桜かな」 からとる。(社務所の庭池の辺りにあります。) また、散策に訪れます。 説明板では 「一畳庵」 も説明されています。漱石門下松根東洋城の結庵の跡 翁は昭和二十五年夏より二十七年春まで再度来山し、延べ十五か月滞在した。社務所座敷の内縁の一畳庵に起居しつつ地方の渋柿 俳句人達を指導、自ら一畳庵主と称してゆうゆう自適の生活をし、その間壱百余句をのこして去る。」と説明されています。(社務所は、左手高所の古い建物) |