■ みどりの山手線ラッピングトレイン 2013年1月16日(水)から2013年12月28日(土)まで、みどり色にラッピングされた 「みどりの山手線ラッピングトレイン」 1編成(11両)が運行されました。 この編成は、現在の山手線のラインカラーのきっかけとなった103系通勤型電車をイメージし、 みどり色 (ウグイス色) を車体側面全体にラッピングしたE231系電車を約1年間にわたり運行したものです。車内のつり革部には、山手線の歴史と沿線風景を掲出し、歴史を振り返りました。 現在の山手線のラインカラーとなった みどり色 (ウグイス色) の電車は1963年に登場し、 2014年で50周年。これを記念し、車体をみどり色にラッピングした「みどりの山手線ラッピングトレイン」と運行となつたものです。します。当時を知る世代には懐かしさを、知らない世代にも新鮮さをあらためて感じていただき、 この機会にみどりの山手線をご利用ください。と案内されています。 ■ 山手線の歴史 山手線は、日本の首都である東京の都心部で環状運転を行い、多くの駅において、都心から各方面へと伸びるJR(在来線・新幹線)や私鉄各社の放射路線、および都心部を走る地下鉄各線に接続しています。1周の長さは34.5Km、1周の所要時間は内回り、外回りとも標準で約59分。ラインカラーは1963年登場の103系電車の車体の色に使用されたウグイス色 (国鉄黄緑6号) で、その後のステンレス車両の帯の色や旅客案内にも使用されています。 山手線は、日本の文明開化期に私鉄の日本鉄道が当時国内有数の貿易港であった横浜港と関東地方内陸部の各地(埼玉県、群馬県、栃木県)さらに東北地方および北陸地方方面を結ぶ貨物線として建設した。 赤羽駅 - 品川駅(および大井町駅)間を結ぶ鉄道路線(当初は品川線と呼称)である。当時の東京の人口密集地域であった下町を避け閑地であった山手に建設されくした。その後、同じく日本鉄道が現在の常磐線方面と横浜港方面間の接続を目的として建設した池袋駅 - 田端駅間(当初は豊島線と呼称)を加え現在の山手線の線路の原型が完成。国有化の後、戦後の高度成長期に池袋駅 - 赤羽駅間を現行の赤羽線として分離した。 開業以来、武蔵野線が開通するまでは、関東北部および東北方面から横浜港方面に向けの輸出品輸送、逆方向の輸入品輸送の大動脈であった。現在も少数ですが、東北本線方面と東海道本線方面を結ぶ貨物列車が毎日運行されています。
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