四国霊場八十八箇所 (しこくれいじょうはちじゅうはっかしょ) は 四国にある88か所の弘法大師(空海)ゆかりの札所寺院の巡礼です。

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+ + 同行二人 (どうぎょうににん) + +

■ 同行二人 念珠 (ねんじゅ) 白衣 (びゃくえ) は聖なる世界を歩むものの象徴 金剛杖 (こんごうづえ) はお大師様そのものと考えられ 空海と一緒に歩く 「同行二人」 (どうぎょうににん) 信仰の要です
すげ笠 (すげがさ)には 同行二人 と書かれています お大師様 空海と歩む 四国お遍路です
四国八十八箇所 (しこくはちじゅうはっかしょ) は 四国にある88か所の弘法大師(空海)ゆかりの札所の総称です 四国八十八箇所を巡拝する四国巡礼 四国八十八カ所を巡ることを特に遍路といい 巡礼者の皆様をお遍路さんと呼んでいます 八十八カ所全てを廻りきると「結願(けちがん 結願成就)」です 高松の町でも多くの歩き遍路の皆様をお見かけします ぜひ 結願成就 できますようにお祈りしています

+ + 四国霊場八十八箇所遍路 基本の巡拝用品 服装 + +

携行品
■ 念珠 (ねんじゅ) 
数珠のことです 使用の仕方は 各札所(霊場)の宗派によって異なります 納経所などで指導を受けてください
■ 納札 (おさめふだ) 
遍路修行者の証として本堂と大師堂に納める札です 巡礼の回数によって納める札の色が異なり 初回から4回までは白 5回から6回までは緑 7回から24回までは赤 25回から49回までは銀 50回から99回までは銀 100回以上は錦の色とされています
■ 経本 (教本) 
般若心経や御本尊真言などのお経が書かれている四国霊場用の経本 礼拝のときは 経本を暗記していても経本を見ながら読むのが作法とされています
■ 納経帳(のうきょうちょう)
お経を納めた証にいただく 「御朱印」 (ごしゅいん) をまとめる帳面
服装
■ すげ笠 (すげがさ) 
すげで編んだ笠です
■ 白衣 (びゃくえ) 
袖付きの白い衣です 袖なしは 「おいづる」 といいます ひとめ見ただけでお遍路さんとわかる衣類です 白衣は 「はくえ」 とも言います
■ 金剛杖 (こんごうづえ) 
弘法大師の化身とされ 墓標の意味を持ちます 全工程に使用するため大切に扱うとされています 宿では杖を洗い 宿泊する部屋の上座に置くとされています 道中で橋があったときは 橋の上では金剛杖をつかないこととされています それは橋の下で寝ているお大師様(お遍路さん)を起こさないという気配りです
■ 輪袈裟 (わげさ) 
首からさげる紫色の袈裟の一種です 遍路修行に限らず 仏様にお参りする際に着用する正装具です
■ 頭陀袋 (ずだぶくろ) 
さんや袋ともいいます 納経帳 経本 地図などを入れる袋です

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