境内には、家畜供養塔やかやぶき屋根のある珍しい鐘楼があります。

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2015' JAN 10 Message

弘法大師が開いた寺で、本尊が大日如来であることから、「お大日さん」と呼ばれて親しまれています。昔は牛馬の守り仏として厚く信仰され今日も旧暦6月の丑の日には、人間や牛馬の病気を身代わりのうりに封じ込み、川へ流す「うり封じ」の供養が行われています。境内には、家畜供養塔やかやぶき屋根のある珍しい鐘楼があります。 * ♪


+ + 四国霊場八十八カ所 第四十二番 佛木寺 + +

■四国霊場八十八カ所 第四十二番 佛木寺
仏木寺は真言宗御室派に属し、御本尊は密教の根本主尊である大日如来である。尊円親王筆「仏木寺記録」によれば、平城天皇の御代大同2年 (807年) 、弘法大師が四国を御巡コウ中にこの地で牛を引く老功翁に出会った。
誘われるままに牛の背に乗って歩くと、楠の梢に一つの玉珠が引っ掛かって、光を放っているのを見つけた。よく見ると、大師が唐の国から帰朝する際に、有縁の地が選ばれると様にと、三鈷杵とともに東方に向かって投げた宝珠であった。大師はまさにこの地こそ霊地であると感得と、堂宇の建立を決心し、自らひの楠で大日如来を刻み、眉間に一カブの宝珠を埋め、これを本尊として安置し、「一カブ山佛木寺」名付けたのが起こりであめと伝えられている。
本尊 金剛界大日如来
胎内から発見された墨書によると、本尊は健治元年 (1275年) 7月25日に作り始められ、以前あった弘法大師作の大日如来像の一部を入れた、と書かれている。
弘法大師像
胎内から発見された墨書によると、正和4年 (1315年) 10月5日御開帳とあり、木造の大師像としては全国で3番目に古く、胎内銘入りの大師像としては日本最古と言われている。
また、別の説明板には、この寺は、弘法大師が開いた寺で、本尊が大日如来であることから、「お大日さん」と呼ばれて親しまれています。昔は牛馬の守り仏として厚く信仰され今日も旧暦6月の丑の日には、人間や牛馬の病気を身代わりのうりに封じ込み、川へ流す「うり封じ」の供養が行われています。境内には、家畜供養塔やかやぶき屋根のある珍しい鐘楼があります。と書かれています。

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