■俳優　笠智衆　生誕地
笠智衆氏略歴　俳優笠智衆は明治３７年（１９０４）５月１３日は、熊本県玉名郡天水町立花（当時王水村）に浄土真宗本願寺派来照寺の次男として生まれます。
１９歳で旧制玉名中学校を卒業、大正１４年（１９２５）２１歳で松竹キネマ蒲田撮影所・俳優研究所に入所します。小津安二郎監督に見だされて以後、ほとんどの小津作品に出演。「一人息子では老け役で注目され、「東京物語」などの多くの映画に出演
晩年は「男はつらいよ」シリーズの御前様で活躍し、平成５年（１９９３）３月１６日８８歳で死去するまで独特の演技で多くのファンを魅了しました。記念碑文概略
生誕地の来照寺は、天水町の有明海を望む山の中腹の寺院です。海岸線を走る国道から１本町内に入った町道から沢伝いに上ったところ、智衆少年は、寺の脇の尋常小学校跡地で有明海を見つめながら将来の夢を膨らませたことでしょう。