下関市合併10周年記念事業として下関市観音町のアンカー広場に設置し、その功績を顕彰することとしました。

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2017' AUG 13 Message

捕鯨船第五十二利丸は、旧大洋漁業株式会社 (現マルハニチロ) の捕鯨船として昭和37年 (1962) に下関市島田の首にあった林兼造船株式会社第三工場で建造され、同7月19日に進水した下関生まれの船です。 * ♪


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■捕鯨船第五十二利丸
捕鯨船第五十二利丸は、旧大洋漁業株式会社 (現マルハニチロ) の捕鯨船として昭和37年 (1962) に下関市島田の首にあった林兼造船株式会社第三工場で建造され、同7月19日に進水した下関生まれの船です。捕鯨船は鯨を捕獲するための特殊な船で、捕鯨砲や見張台等の特殊な装備を備え付け、高速で鯨を追いかけるために大型エンジンを搭載し、重心の低い独特な船型をしています。
本船は、総トン数739.92トン、全長68.37m、主機関出力3.600馬力、速力は試運転時最大18.65ノットで同型船中最大の速力を記録し、世界で最も速くて美しい捕鯨船と呼ばれています。
利丸という船名の由来は、旧大洋漁業株式会社の前身である株式会社林兼商店を設立した中部磯次郎の三男で、旧大洋漁業株式会社の副社長や林兼産業株式会社の社長を務めた、中部利三郎から命名されたと言われいいます。
第二十五利丸は、商業捕鯨及び調査捕鯨として、南氷洋へ40回連続、北太平洋へ26回出漁しています。
第二十五利丸は、平成14年 (2002) 9月に捕鯨船しての役割を終え、同年12月に共同船舶株式会社から下関市に寄贈され、平成17年 (2005) から下関漁港關門近くに係留・展示し、一般公開を行いました。公開が終了する平成24年度までに、延べ13.692名の方々に来船していただきましたが、建造から50年以上経過し、船体も著しく老朽化してきました。
下関市では、新たな形でこの船を次世代へ継承いるため、第二十五利丸に備えつけられていた、捕鯨砲、プロペラ。錨 (アンカー) 及び風向風速計について、下関市合併10周年記念事業として下関市観音町のアンカー広場に設置し、その功績を顕彰することとしました。
平成27年3月吉日 下関市 と書かれた説明板があります。

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