■ Koinoki Jinjya 恋木神社 (こいのきじんじゃ) は、鎌倉時代の嘉永2年(1226)に創建された水田天満宮の末社です。 水田天満宮は、平安時代の貴族であり、「学問の神様」として知られる菅原道真を祭る太宰府天満宮に次ぐ九州第二の天満宮とされています。 ■水田天満宮 道真は右大臣にまで上ながら、左大臣の藤原時平の政略で901年、都から遠く離れた大宰府に左遷され、失意のうちに亡くなったとされています。 後堀河天皇の勅命により、菅原道真の子孫で、菅原家の当主が水田天満宮を創建したとされています。 |
■ハートの神紋 水田八幡宮の創建の際、道真が東に住む妻子を恋しく思った気持ちを慰めようと、赤色の祠を建てたのが恋木神社の始まりといわれ、御祭神は 「恋命」 良縁の神様で、「恋神」を祭る全国唯一といいます。 ■恋木の「木」は、「東」を表す 恋の「木」は、「東」を表す。万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からなるといいます。「五行節」に沿ったものといいます。 参拝は、本社脇のハート陶板に導かれる参道を進みます。そして、その先には、ハートの紋章(神紋)に散りばめられた鳥居。社殿はピンク色に塗られ、絵馬やおみくじの奉納所には、ハートの飾りが目に留まります。恋命の神様にお願いする神域です。 |