西の伊勢参り 延命の神 多賀詣り

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2017' APR 09 Message

永正17年(1520)大内義典が後柏原天皇より勅許を得、伊勢皇大神宮より御分霊を勧請した神社。内宮に天照大神を祀る。また、伊勢の神宮に習い式年遷宮が定められています。現在の社殿は、平成12年に御造営されたものです。 * ♪


+ + 山口大神宮 御敷地(古殿地) 西の伊勢さま + +

■山口大神宮 御敷地(古殿地) 西の伊勢さま
永正17年(1520)大内義典が後柏原天皇より勅許を得、伊勢皇大神宮より御分霊を勧請した神社。内宮に天照大神を祀る。また、伊勢の神宮に習い式年遷宮が定められています。現在の社殿は、平成12年に御造営されたものです。
西の伊勢参り、山口参宮として、古くから山口県内はもとより、中国地方や九州からの参拝が多いと説明されています。
■多賀神社
近江(滋賀県)の多賀神社の御分霊を勧請した古社、御祭神は伊弉名諾尊・伊弉再尊の二柱。国生みの神であることから、延寿・安産の神として古くより親しまれ、さらに縁結び、学業成就、病気平癒等広く信仰をうけています。「伊勢へ参らばお多賀へまいれお伊勢お多賀の子でござる」


+ + 高嶺稲荷神社 山口大神宮史 + +

■高嶺稲荷神社
山口大神宮の境内に鎮座する高嶺(こうのみね)稲荷神社。農産物の守護を始め、商売繁盛、三難消陰(病・火・盗)又、芸能、家社業開運の神として広く信仰されています。
■山口大神宮史
山口大神宮は、永正15年(1518)に大内義興が伊勢から神霊を勧請して創建した古社、義興は京都で足利幕府の守護代をつとめた頃、伊勢大神宮に参拝し、その荘厳な神霊にうたれ、ぜひこの神霊を山口にもお迎えしたいという心をおこした。そして帰国後この高嶺の麓を神域と定め、内宮、外宮の社殿を造営したものである。
社殿は伊勢大神宮と同様な形式の質木神明造りである。社殿の造替えは記録によるとやはり伊勢と同様21年ごとになされてきた。
当時伊勢の神霊を迎えた神社はこの山口の大神宮のみであったので、伊勢信仰の盛んであった江戸時代には、伊勢参りといって九州、西国の各地からこの山口の大神宮に参拝するものがひきもきらなかったといわれている。
現在、神社に蔵されている神社創造の記録「高嶺大神宮御鎮座伝記」は市指定の文化財(昭和40.3.20指定)となっていると説明板に書かれています。

●中国地方の風景
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●石鳥居

●安産石(延命石)



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