山口宇部空港 160品種約1000株のバラがお出迎え バラ園のある空港です。

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2017' MAY 20 Message

山口宇部空港は国内線旅客ターミナルや管制塔の前の道路には160品種約1000株のバラがお出迎えする空港です。春や秋のバラのほか12月ごろまで咲くバラも植えられています。イベント広場の周辺にはバラと宿根草のコラボの庭園もあり癒しの空間が広がっています。 * ♪


+ + 山口宇部空港 160品種約1000株のバラがお出迎え + +

■山口宇部空港(バラ園のある空港)
山口宇部空港は、山口県宇部市に所在する特定地方管理空港です。本州の空港としては最西端に位置します。国内線旅客ターミナルや管制塔の前の道路には160品種約1000株のバラがお出迎えする花の空港です。
瀬戸内海に面しています。展望デッキからは素敵な夕陽を見ることができるでしょう。
■バラの原種たち(一般的なバラの説明)
バラの原種はそのほとんどが北半球に自生し、約200種類ほどあるといわれています。特に中国を含むアジアに大半があり、日本にも十数種が自生しています。このうち現代のバラに大きくかかわったのはそのうち10種ほどです。つるのバラのもとになったテリハノイバラ(日本)、房咲き性を導入したイノイバラ(日本)、四季咲き性のもとになったコウシンバラ(中国)などは特にモダンローズ(現代バラ)のために多大な貢献をしたといいます。また、ノバラ(日本)やロサ・カニナ(ヨーロッパ)などは現在も接ぎ木の台木として使用されています。
■オールドローズ
オールドローズは原種のバラと現代バラをつなぐバラで、その歴史は紀元前から始まり2000年以上にわたって存在してきました。ギリシャ・ローマ時代にはすでに薬草や香料として利用され、時代と共に少しずつ栽培と改良が重ねられてきました。18世紀から画期的にバラの改良が進み、多くの新品種が作られました。この頃は「バラのルネッサンス」と呼ばれ、ナポレオンの妻ジョセフィーヌの活躍と中国から四季咲き性を持つバラの導入を抜きには語れません・また、一般に1867年までに作出されたバラがオールドローズと呼ばれています。オールドローズには香の強いものが多く、優雅な花形をしているのですが、残念なことにその多くは一季咲きでした。
■オールドローズからモダンローズへ
19世紀には多くのバラが誕生し、後に中国から四季咲き性のはっきりしたバラが導入され「ティーローズ」という系統が生れ、これとハイブリットパーペチュルとが交配されて1867年、四季咲き性を持ち大輪で高芯・剣弁・しかも香りが良い画期的なバラ「ハイブリットティーローズ」という系統が生み出されました。その記念すべき第一号が「ラ・フランス」です。その後房咲き性のある「フロリバンダ」や「ミニチュア」系が確立していきました・ハイブリットティーローズ遺構に成立した系統群ほモダンローズと呼んでいます。近年ではガーデンローズとして、オールドローズの持つ優雅な花形や香りに四季咲き性を持たせた「イングリッシュローズ」のようにアンティーク調のバラに人気が高まっているといいます。

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