■ マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝展 光と影の天才画家 ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見に上野公園の東京都美術館に行ってきました 真珠の耳飾りの少女は 1665年から1666年頃の作品です 技法はカンヴァス 油彩 サイズは44.5×39センチメートル 所蔵はオランダ デン・ハーグのマウリッツハイス美術館です 暗い背景から浮かび上がる少女の姿、青と黄色という対照的な色彩の巧みな扱い。そして振り向いた瞬間の、わずかに口を開いた少女の生き生きとした表情など、画家の鋭敏な感覚と熟練した技とが見事に融合して、魅力的な画面を作り出しています。 「トロニー」と呼ばれる、特定のモデルをもたない人物の半身像に分類される作品ですが、確かな存在感を持った人物画です 東京都美術館では 2012年6月30日から同年9月17日まで展示され その後 2012年9月29日から2013年1月6日までは兵庫県・神戸市立博物館で特別展が開催されました。 また ヨハネス・フェルメール作の真珠の首飾りの少女は 上野公園の国立西洋美術館で 2012年6月13日から同年9月17日まで開催されていました。 ヨハネス・フェルメールの魅力を堪能された皆様が多かったであろうと思います。
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