創建当時 (奈良時) に鋳造された四国最古の鐘


四国霊場 第80番札所 国分寺 梵鐘


■四国霊場 第80番札所 国分寺 梵鐘
この鐘は当山創建当時 (奈良時) に鋳造された四国最古の鐘で総高やく五尺余 (1.5メートル) 、重量やく三百貫 (千二百キロ) である。
旧国宝、重要文化財に指定されている。伝説、実説として次のようなものがある。
伝説
昔当国安原郡百々渕 (とどがぶち) に大蛇が住み近在の住民を悩ましていたが弓矢の名人戸次 (べっし) 八郎が当山千手観音に一矢あたれば千矢の霊験あれと祈願し、淵にのぞみ鐘を冠って現れた大蛇をみごとに退治した。龍神の夢告げにより、この鐘が当山に奉納されたと伝えられている。
実説
鐘がものいうた国分の鐘が、もとの国分へいぬというた。この鐘は慶長14年 (約400年前) 2月2日当時の高松藩主生駒一正公が朝夕の時鐘にと田一町を寄進して城内に持ち帰ったところ、鐘は少しもならず城内にも城外にも怪異おこり、また悪疫が流行し、一正公もついに病床にふすようになり、毎夜鐘が夢枕にたちもとの国分へいぬ」と泣いた。
これは鐘のたたりに相違ないと恐れられ同年3月14日はエサれてきたものである。
前記の歌はこの時造られたものである。そして寺にはこのことを記した証文が現存する。と説明板に書かれています。



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