■四国霊場 第78番札所 郷照寺 釣り鐘と龍神さま 狸が神様になったお話足利時代、この郷照寺に臨阿という優しい詩歌の上手なお坊さんがおりました。ある日、犬に追われ傷ついた狸を助けお寺で育てます。しかしこの臨阿さんはお殿様 (細川頼之公) と一緒に都に帰っていきました。やがて、飢饉や兵禍が起こり、悪者たちがこのお寺を襲います。狐は傷つきながらもいろんな知恵を出し、必死で守りました。それを見て周辺の人々もこのお大師様の霊跡を守ろうと頑張り、この大切な霊跡霊場を守ることが出来ました。そんなことから狸は「常磐明神」と呼ばれ、郷照寺を守る神様の一つになりました。火災除け、盗難除け、商売繁盛