■メリ穴 (洞窟入口から見た駐車場方向の風景) 熊本市南区城南町藤山 九州自動車道と塚原古墳群に囲まれた谷状況の水田地帯にあります。熊本市内中央部から国道266号線を宇城市方面に進み、阿高交差点を左折し、塚原古墳群の資料館方向に左折します。資料館は高速の手前の坂を上りますが、メリ穴は高速の先の坂を上がります。すると芝生の広場の駐車場に着きます。そこに案内看板とメリ穴までの誘導の案内があります。案内に従い農道のような細い道を進むとメリ穴公園の駐車場に着きます。駐車台数は10台程度です。なかなか、見付けるのに苦労しました。高速の先の上り口の交差点にメリ穴の案内看板はありません。 ■洞窟内の湧水、洞窟内から見た外の風景 メリ穴公園にある説明板はメリ穴を次のように説明しています。 「地下水の寝食でできた洞穴で、古代信仰と結びついた「参り穴」転じて、「メリ穴」と呼ばれるようになった。 内部では湧水が落下しており、今も絶えることなく流れ続けています。 江戸時代の「肥後國誌」にも登場し、「夕方鶏を洞穴に入れたら、翌朝には宇土市の轟水源で鳴いていた。」という伝説が残っています。 メリ穴周辺には、塚原古墳群のほか、右のバーに掲載しております横穴墓など、古墳時代の後半から奈良時代の遺跡が点在している地域です。
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