■龍安寺 (りょうあんじ)龍安寺 (りょうあんじ)は 京都府京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺院です。石庭で知られ 山号は大雲山 本尊は釈迦如来 開基は細川勝元 開山(初代住職)は義天玄承 「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。 石庭は方丈庭園と呼ばれ 史跡・特別名勝となっています 幅22メートル 奥行10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め 帚目を付け 15個の石が配されています 室町時代末期の作で特芳禅傑らの優れた禅僧によって作られたものとも伝えられています。■蹲踞 (つくばい)石庭の裏手の茶室蔵六庵の露地に知足の蹲踞 (つくばい)があります 蹲踞は 茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のことです。蹲踞には「吾唯知足」(われ ただ足るを知る)の4字が刻まれています その意味合いから石庭の石が 「一度に14個しか見ることができない」 ことを 「不満に思わず満足する心を持ちなさい」 という戒めでもあるといわれています。
●自然情報■関西
●吾唯知足
石庭の裏手の茶室蔵六庵の露地に知足の蹲踞があります 蹲踞は 茶室に入る前不満に思わず満足する心
●歴史風景■国宝