■弓削神社 性器奉納の由来 御祭神は夫婦仲の善きと子宝に恵まれた至極円満な家庭の守神であり五穀豊穣の守護神として広く住民に敬れている祭神でございます。夫婦仲の和不和の原因に依りその因を正しく自然に戻すためには性器の良否又は不貞行為に依るものかを極めてその願望を叶えさせられると古老より言い伝えられています。その願いの正しさを聞召されて古来より幾千幾万の家庭を救い子宝を授けられたと遠近よりのお礼詣りの参詣者が絶えることはありません。 大正元年までは新殿の周囲の玉垣(木造)の中に大願成就の性器がうす高く積まれていましたがその年の夏神殿拝殿ともに火災に遭い当宮の神器記録と共に焼いてしまい大正2年現在の姿に復旧し以後も玉垣の中に投げ込まれる性器の数はおびただしく処理に困る程でしたが昭和28年6月26日の白川の大洪水で神殿拝殿以外はことごとく流失し数年前からこの納め処に納めてありますが時々この性器をいただてい帰る人もあるようです。願成就の奉納品はなるべく立派な大きいものほどよろしいと言われています。 弓削神宮奉賛会と説明されています。
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