楼門は、屋根を入母屋造の茅葺、里の落着いた佇まいを感じさせます。


國重要文化財 六殿宮楼門 一名「釘無しの門」


■國重要文化財 六殿宮楼門 一名「釘無しの門」 説明板
説明板による楼門の由来
この建物は室町時代の、天文18年(1549)に立てられた三間一戸楼門と言う形式の門です。
繊細で華麗な木割と、彫刻類の装飾は、室町時代を代表する建築と評価され、明治40年熊本県下では最も早く国の指定を受けました。
柱の上にあるときょうと呼ばれる組物は、縁の腰組が二手先上重は三手先とし、軒を二軒本繁垂木とするなど、中央の都で培われた本格的な技術によるもので、屋根を入母屋造の茅葺としているところは、里の落着いた佇まいを感じさせます。
また、縁勾欄の逆蓮頭親柱は地方色を見せ、正面の板壁として、迎え合わせた髄神像(ずいしんぞう)を祀る形式は特殊なものです。
木部は全面に丹塗とされ。春夏秋冬、朝、昼、夕、暗、曇、雨の時々に色を変える様は特に美しく、いつ眺めても・・・・・て眺めても飽きない歴史の深みを感じさせます。と書かれています。・・・の箇所は、説明板にコケがあり判読できませんでした。


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