■周防二宮 出雲神社 御祭神 大乙貫命 事代主神 次世 福徳 縁結び 開運 農耕 商工業 医薬 由緒 出雲神社は周防二宮としてその起源は古く、太古出雲種族の佐波川流域への膨脹発展に伴い、その始神を鎮座したものと考えられる。 鎮座は元正天皇の霊亀元年(715)と伝えられ、聖武天皇の太平9年(737)周防二宮として勅許を受け、奈良時代の周防正税帳にも、その神戸・新田の奉納の記述が見受けられます。 平安時代の初期の延喜式神名帳(927)に、周防国出雲神社二座として式内に勅撰されました、以後、延喜式内社として、摂政藤原氏をはじめ大内・毛利氏等歴代の領主、藩主の祈願所として厚い崇敬のもとに、徳地地方の総氏神として営繕護持されてまいりました。 明治33年旧県社は別格、第二次大戦後も太古より受け継がれた氏子崇敬者の伝統的敬神崇祖の念は厚く、当地方はもとより県内でも稀有の古社として現在に至っております。 と鳥居前の由緒書に書かれています。 また、上の巨木は境内にある山口市指定 天然記念物の「二宮の大杉」です。説明書きには、杉は日本固有種で一属一種、本州北端(青森県以南)から四国、九州(屋久島)まで自生しています。 この大杉は根元の周囲12.5m、目通り周囲7.2m、樹高43mの直立した老樹ですが、幹内には空洞は見見られず樹勢は旺盛で、北側は社そうが密なので枝は南側に偏って伸びています。古くから高杉大明神とも呼ばれ、出雲神社(周防二の宮)の御神木として、玉垣を巡らし大切に保護されています。と説明板に書かれています。
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