高松空港 日本航空 SAAB−340B 2010.11.30 航路廃止
2010年10月30日 高松空港−鹿児島空港便のラスト便が大きなプロペラを後にしてエプロンから誘導路に向かって進んでいきます

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高松空港 快晴の日の離陸
高松空港滑走路東端 SAAB−340B 誘導路

秋雨の高松空港の滑走路東端 沖縄付近の台風の影響で上空は厚い雲に覆われています
昼過ぎというのに暗い滑走路 鹿児島空港への折り返しの離陸のころは大粒の雨 写真はスポットから滑走路に進むSAAB−340Bです
高松空港の滑走路東端には 自動車が通れる道路があり 滑走路とはフェンスで仕切られているだけです 写真も望遠ではなく デジカメの3倍くらいの撮影です すぐそこに 操縦席のパイロットの方の顔が見える そんなところです

高松空港は 滑走路の東端が高く 滑走路の西端が低い空港です
SAAB−340Bに限らず A300−600Rでも 東側から着陸し 滑走路の西端に向かったときは 垂直尾翼が見えないほどになります
高松空港は どの空港よりも ダイナミック 東側からの着陸では 飛行機のお腹を すぐ真上に見ることのできる空港だと思います


高松空港滑走路東端 SAAB−340B 離陸直前
高松空港 鹿児島便 ラストフライト 最終便 惜別

上の写真に続き滑走路に向かったSAAB−340Bの機体後ろ姿です これから約1時間のフライト 雨に霞む空に向けて離陸していきます
高松空港−鹿児島空港間の空路は 2010年10月30日の便をもって廃止されました
日本航空の路線の整理 九州新幹線の大阪−鹿児島中央間の直通運転の影響でしょうか この空路を利用されていた皆様には 移動時間の大幅な増加が必要です これから関西圏と鹿児島を中心とした空路は どのような縮小されるのかも心配されます
SAAB−340Bの小さな機体 いつまで見られるのでしょうか できれば 高松空港の滑走路で いつまでも見たい できれば そうありたいと思います
SAAB−340B 静かなプロペラの音を残して 雨に霞む 西の空に舞い上がっていきました

2010年10月30日 高松空港−鹿児島空港便のラスト便が大きなプロペラを後にしてエプロンから誘導路に向かって進んでいきます
36席の小さな飛行機SAAB−340B 鹿児島便の搭乗率は50パーセント前後だったといいます
就航のときのような大きなセレモニーなく JALの地上職員が横断幕で いままでの搭乗のお礼を掲げただけでした そして 最終便のパイロットへの花束の贈呈もなく いつものフライトのように SAAB−340Bは西の空に旅立ってゆきました
■誘導路の最終便 ■最終便の離陸

高松空港の展望台 ラストフライトを見届けた方は数人 鉄道の路線の廃止や電車の引退のような雰囲気もなく ただ 静かに高松空港−鹿児島空港便が廃止されてゆきました ただ 静かに たぶん再開はないだろうに ただ 数人が 最後を離陸を見届けていました


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