■山口線　二俣駅　スーパーおき３号
雨の中のホームを通過する鳥取発新山口駅着のスーパーおき３号です。
週末等には写真の右側の線路にＳＬ山口号が停車します。
ＳＬやまぐち号が停止するには次のような訳があります。それは二俣駅の駐車場の説明板が教えていれます。
この二俣駅は、山口線の最大の難所といわれる急こう配区間のおよそ三分の一ほど上った中間点であり、下り（津和野行き）のＳＬ「やまぐち」号に限り約６分間停車します。
この時間でもフル稼働している機関車のボイラーに水を送り込む作業と機関部を休めてここからの急こう配を登り切る準備・点検を行います。また、石水車に積んでいる石炭をくべやすくするため機関室に寄せる作業もここで行います。
乗客の皆さんは記念撮影に、乗務員の皆さんは急勾配に備える作業に大忙しなのが、この二保駅です。ＳＬ「やまぐち」号は、急勾配の始まる宮野駅から篠目駅までを登るのに、約１０立方の水と約１トンの石炭を使うと言われています。と説明板に書かれています。
写真の特急は「スーパーおき３号」鳥取９時４４発−新山口１４時５７分着です。二保駅構内をゆっくりしたスピードで通過していきました。