防石鉄道株式会社は、かつて山口県防府市と佐波郡徳地町(現山口市)の間を結んでいた鉄道路線


防石鉄道2号蒸気機関車


■ 防石鉄道記念碑
防府市鉄道記念公園に設置されている防石鉄道78年のあゆみの碑には、防石鉄道の歴史が刻まれています。

大正 3年 石三軽便鉄道株式会社設立
大正 5年 防石鉄道株式会社 と改名
大正 8年 三田尻〜上和字間 営業開始
大正 9年 上和字〜堀間   営業開始
昭和 8年 乗合自動車    営業開始
昭和36年 貨物自動車    営業開始
昭和39年 鉄道営業     廃止
昭和40年 旅行業      営業開始
昭和43年 貨物自動車防石陸運に譲渡 乗合 貸切バス専業となる
昭和50年 ドイツクラウス社製2号機関車と客車を防府市に貸与
平成 4年 防長交通株式会社に対等合併 78年の歴史を閉じる

佐波川流域地域住民の交通及び産業文化の発展に画期的な大変革をもたらした在りし日の防石鉄道の勇姿を忘れることはできない。歴史的使命の幕を閉じ10周年を迎え此処にその業績を讃える。
平成14年7月吉日
防石鉄道OB会 と表面に刻まれています。

また、碑の裏面には次のように刻まれています。
防石鉄道は大正の初め九州の豊後高田港から中関港を経て山陰の岩見益田に至る広大な計画の基に設立。大正6年山口線の開通で初期の達成ができず昭和27年防府−岩見益田間はバスによって遂にその目的を達成。その後マイカーの普及により鉄道営業を廃止、鉄道跡地は防府市と徳地町に無償供与県道となっている。2号機関車は明治27年輸入日本で唯一の貴重なものです。
と18名の発起人の皆様のお名前とともに防石鉄道OB会々員一同と刻まれています。



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