黄色の独特な雰囲気の花を咲かせるが、花期が数日と短いため、滅多に花を見ることができない


チトセカズラ


■チトセカズラ マンチ科
牧野富太郎は、1880年に東京帝国大学の植物園 (小石川植物園) に栽培される本種を標本にし、1892年に学名を提唱した。この時、本種が日本に自生しているかは分からなかった。その後、吉野善介氏から岡山県高倉山 (高梁市) で採集した標本が送られ、日本に自生する植物であると確信し、それらの標本を基に1901年「植物学雑誌」に詳細な記載をつけて正式に発表した。
兵庫県、中国地方 (岡山・広島・山口・鳥取県) のごく限られた場所と沖縄、台湾、中国南西部に分布する常緑のつる植物で、谷沿いの林内や林縁に稀に見られる。7月頃、黄色の独特な雰囲気の花を咲かせるが、花期が数日と短いため、滅多に花を見ることができない。と書かれた説明板があります。
牧野富太郎博士命名の植物、この株は、1996年に牧野富太郎博士のお孫さんから戴いた、牧野博士にゆかりの深いものです。


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