■熊谷寺四国霊場のなかで最大級の仁王門です。縁起によると弘仁6年、弘法大師がこの地の閼於ヶ谷で修行をされていた折、紀州の熊野権現があらわれ「末世の衆生を永く済度せよ」と告げられ、5.5cmほどの金の観世音菩薩像を授け、虚空はるかに去っていったといいます。大師はその場にお堂を建てて、霊木に自ら一刀三礼して等身大の千手観音像を彫造し、その胎内に金の尊像を納めて本尊にされた、と伝えられている。と説明されています。