金剛福寺四国の最南端、国立公園の足摺岬を見下ろす丘の中腹にあり、境内は120.000平方メートルを誇る大道場です。弘法大師はその岬突端に広がる太平洋の大海原に観世音菩薩の理想の聖地・補陀落の世界を感得した。ときの嵯峨天皇(在位809−23)に奏上、勅願により伽藍を建立、勅額「補陀洛東門」を受し、開創したと伝えられています。