■津照寺大同2年 (807) 空海が海の安全と大漁を祈願して開創したいとう古刹で石段を登りつめたところに本堂、内外陣には八十八か所「お砂踏み」周囲には万体地蔵仏が祀られています。本尊楫取地蔵菩薩について「今昔物語」第17巻第6に津寺の火災の霊験談が書かれており、南路誌には慶長7年難破しかかった藩主山内一豊公の船を救ったという話もある。今も海難よけの楫取り地蔵として厚い信仰を集めている。室戸市教育委員会と書かれた説明板があります。