大師が錫杖 (しゃくじょう) で一夜にして井戸を掘ると清水を得たことから、井戸寺と称したと伝える


四国霊場八十八か所 第17番札所「井戸寺」


■井戸寺
第17番札所の井戸寺は、瑠璃山 (るりざん) と号する真言宗寺院で、弘法大師が訪れた際、住民が水不足に困っていることを知り、錫杖 (しゃくじょう) で一夜にして井戸を掘ると清水を得たことから、井戸寺と称したと伝える。
また
当山は40代天武天皇御勅願白鳳2年 (673) の御開基なり、元瑠璃山実を妙照寺と号し、弘仁6年 (815) 春、弘法大師42歳の御時、四国八十八所霊場御開創のとき、しばらく御留錫あつて一刀三礼にて御丈八尺余の土面観世音菩薩 (一木一体の御作、旧国宝) を御彫刻なされ、当地方濁水なるをおわれみ給い、大師みずから錫杖にて一夜のうちに井戸を掘り清水湧出すおもかけを写し石に御影を彫刻した御尊像があり日に限って誓願すれば直ちに御利益多く世に日限大師として名高し、当山御詠歌におもかげをうつしみれば井戸の水むすぐはむねのあかやおちなむとその後寺号を井戸寺付近を井戸村と名付けられたり当山御本尊七佛薬師如来七躯は全国唯一にして七難即滅七福即正開運厄除平癒の霊験あらたかして護摩堂あらたれかなり、当山大門は蜂須賀重喜び大谷別邸の門を寄進され有名なり
と説明板に書かれています。



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