■魚梁瀬ダム 魚梁瀬ダムは高知県安芸郡北川村、二級河川・奈半利川本流最上流部に建設されたダムです。 電源開発株式会社が管理する発電用ダムで、ダム堤体の高さ115メートルは四国地方で最も高い。型式はロックフィルダムで、同型式としては西日本最大。ダムによって形成された人造湖は魚梁瀬貯水池と呼ばれ、通称などはありませんが、人造湖の規模としては早明浦ダムのさめうら湖に次ぎ、ダム・貯水池とも四国では屈指の規模です。 ダムは北川村に建設されたが、貯水池の大部分は安芸郡馬路村に属しています。 ■水力発電 ダム及び発電所の建設によって、奈半利川水系は、四国地方でも屈指の電源地帯となったといい、水系の三発電所で生み出された電力は送電線を通じて途中香美市にある四国電力の新改開閉所を経由して、愛媛県西条市の伊予変電所に送られ、ここよりさらに来島海峡を越えて中国電力が管理する広島変電所まで送られているといいます。電力は中国電力、四国電力、住友共同電力の三電力会社に供給され、中国地方・四国地方における夏季ピーク時の電力消費に対応するといいます。この送電網には後に1975年(昭和50年)に運用が開始された早明浦発電所の電力も合わせて送電されることにになっとされています。以上は、ペデアからの情報です。
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